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【片付け中のNG行為】売ることが目的になってない?“片付けのプロが解説“フリマアプリの落とし穴

ティール整理収納コンサルタント

モノを整理していく中で出てくる不用品。この不用品の手放し方には、大きく分けて「捨てる」、「譲る」、そして「売る」の3つの選択肢があります。

3つ目の「売る」ための手段として特に人気なのが、「フリマアプリ」!確かに、高値で売却できる魅力的な手段ですが、実はこれ、片付け中のかたにはオススメできません。

ということで今回は、片付け中にフリマアプリを使う落とし穴について、片付けのプロが徹底解説していきます。

落とし穴1:手放すタイミングを選べない

「売る」という手放し方の中で唯一、手放すタイミングを自分で選べないのが「フリマアプリ」です。いつ売れるのか、そもそも売れるのかもわからないモノを無期限で保管し続けるのであれば、家は一生片付きません。

モノを売る目的が「売り上げ」であれば、フリマアプリは有効な手段のひとつですが、目的が「片付け」である以上、片付けているタイミングで不用品を手放すことが何よりも大切です。

落とし穴2:見落としがちな時間と労力

モノの量や部屋の広さなど、その規模にもよりますが、「片付け」は思いの外時間と労力のかかる仕事です。そこにフリマアプリへの出品作業が加わってくるのは、なかなかハードだと思いませんか?

特にフリマアプリで高値で売りたい場合、見栄えのいい写真を複数枚準備し、丁寧な説明文を書き、購入希望者と細やかなやり取りが必要になります。この出品作業にかかる時間と労力が、「片付け」の邪魔をする可能性も!

簡単なように見えて実は、「片付け」と「出品」を同時並行でこなすのは、至難の業なのです。

どうしても売りたいなら「損得」は無視

手放す手段の中で、どうしても「売る」を選びたい場合は、フリマアプリ以外の選択肢がオススメです。

確かに、リサイクルショップや、不用品を箱に詰めて送るだけの買取サービスなどは、買取金額に大きな期待はできません。

しかし、こちらの好きなタイミングで不用品を外に出せることを考えると、片付けにおいて最善の売却方法と言えます。

「売る」目的は、あくまでも「片付け」!損得は考えず、できるだけ早く手放せる手段を選択してくださいね。

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整理収納コンサルタント

整理収納コンサルタント/2児の母。自分たちで管理出来る量のモノで快適に暮らす「身の丈暮らし」を提唱する、収納のプロ!関西弁アメリカ人ハーフのダディと野生児姉妹、コールダックとの田舎暮らしを満喫中。

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