【鎌倉市】食べると“生”の理由に納得。作りたての「生もなか」は皮のパリパリ感がヤミツキに!
さまざまなスタイルで注目を集める“生”スイーツ。生ドーナツや生プリンなど、新たなスイーツカテゴリーとして広く人気を集めていますね。
今回ご紹介するのは、伝統的な和菓子の中でも特に日本らしい繊細さが詰まった最中の「生もなか」。
注文してからひとつずつ餡を包むことで、作り立てのフレッシュな味わいが楽しめます。
今までの最中のイメージがガラリと変わる、「生もなか」の魅力をお伝えします。
「鎌倉 弁天堂」とは?
生もなかを販売する「鎌倉 弁天堂」は、2022年11月に長谷の大仏通りにオープンして以来、多くの人が訪れる、生もなかの専門店です。
この通りは歴史と文化が息づく風情ある街並みで、古都鎌倉の雰囲気を存分に味わうことができるエリア。いつも観光客で賑わっていますね。
専門店ならではのラインナップ
「あんもなか」(¥350)、「栗あんもなか」(¥380)、「あんバタもなか」(¥380)、「バニラアイスあんもなか」(¥430) (全て税込)。と、餡づくしのメニューが揃います。
注文すると、まず皮が登場。ひとつひとつ目の前で作ってくれるライブ感がいいですね。最中の皮が口の中で歯や口蓋にくっつくのが苦手な方もいらっしゃるのでは?この皮は、パリッと驚くほどに軽い食感です。口に入れるとサクッと砕け、餡と絶妙に調和します。
餡は、北海道産小豆100%で、その年の一番良い産地の小豆を使用しているそうです。
そこに加えるのは、老舗和菓子店でも使用される「鬼ザラ糖」。
純度が高いことから、雑味がなくスッキリした味わいに仕上がるのだとか。
天然塩などを加え、直火の銅窯で職人が丁寧に練り上げた美味しさは、各メディアでも注目されるほど。「マツコの知らない世界」や「ZIP」でも取り上げられたそうです。
しっとりとした餡と、バターの滑らかでクリーミーな食感が相性抜群です。
和の甘味と洋の風味が組み合わさることで、伝統的な和菓子がモダンでユニークな味わいに。
餡のやさしい甘さにバターの濃厚でまろやかなコクが加わることで、味に深みが生まれ、絶妙なコンビネーションが楽しめます。
ひと口食べると、皮のパリパリッといういい音がします。普段よく知る最中とは、全く別モノです。
小豆の自然な風味が引き立ちつつ、甘さがほどよく調和しているため、餡にクセがありません。
単なる甘さだけではない深い味わいがあり、程よいコクがありながらも、後味がスッキリ。
見た目のボリュームに反してあっさりとした味わいなので、ついもう1個、手が伸びてしまいました。あんバタもなか、2個目も完食です!
作り置きではなく、作りたて。それによって素材そのものの味や食感を存分に楽しむことができます。
上品な甘さで作られた「生もなか」の美味しさをぜひご堪能ください!
*掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。