Yahoo!ニュース

【ベネチアみどころ16選】2024年最新!絶対に行きたい注目スポットを全力紹介!

みっきー動画クリエイター

アドリア海のラグーンに築かれた水の都・ベネチア。

ラグーンの中には100を超える島が点在していて、運河を行き交うゴンドラや歴史的な建物はどれも壮観。

普段、車や鉄道の移動を基本としている日本人にとっては、特に非日常感を味わえる場所です。

もともと、歴史的建造物が多く、ローマ帝国時代からの歴史を持っていることから、視覚的に魅力度の高いイタリアにおいても、よりその個性が強い都市ベネチア。

今回は、そんなベネチアにおいて、押さえておくべきスポットを凝縮してお届けします。

ぜひ限られた時間で満喫するための参考にしてみてください。

前回のイタリア特集はこちら。

【ローマ注目スポット14選】
2024年最新!絶対に行きたい注目スポットを全部紹介!知っておくべき情報を添えて

【ローマグルメ9選】
イタリア・ローマのグルメを完全攻略!本場の味をぜひここで

【フィレンツェ&ピサみどころ15選】
2024年最新!絶対に行きたい注目スポットを全部紹介!

■動画で確認したい方はこちらから

1. TRATTORIA IL VAGONE

肉料理と魚料理を専門とするトラットリア イル ヴァゴーネ。

伝統的な味と新鮮で高品質の食材を組み合わせた本格的な料理体験が自慢で、カジュアルな雰囲気も魅力的です。

日本人の観光客からも高い人気を集めているようです。

一点だけ、店内の通信があまり良くなく電波が通りにくいため、もし調べ物をする場合は、店内では難しい点だけご留意ください。

なので、ここではお食事を純粋に楽しむのが最も効果的です。

この日は、イカ墨のスパゲティとビーフフィレの赤ワイン煮込みを注文。

デザートもティラミスを中心にクオリティが高いとのことなので、余裕があれば、こちらも試してみていただきたいです。

今回のイタリア旅行では、ローマにて、本場のカルボナーラと、ご当地料理のアマトリチャーナを味わえた一方で、イカ墨パスタはまだ体験できてなかったので、こちらで注文。

Spaghetti with cuttlefish ink 13.00EUR(約2,100円)

特にイカ墨スパゲッティに定評のあるお店だったので、満足感たっぷりでいただけました。

そしてもう一つは、ビーフフィレの赤ワイン煮込み。

Beef fillet in red port wine 26.00EUR(約4,200円)

お店の自慢が魚料理と肉料理だったので、自慢のメニューを注文。

前回のフィレンツェ特集でいただいたリブステーキももちろん美味しかったですが、こちらのお店のお肉も美味。

口の中でとろけるほど噛みやすい食感で、柔らかい口当たりと、肉の旨味が抜群でした。

2. HOTEL ARLECCHINO

今回のベネチア滞在にて宿泊したのは3 つ星ホテルアルレッキーノ。

全部で25部屋の客室を備えており、今回宿泊したのは、ゲストルームというシンプルな部屋。

一方で、ドライヤーもしっかりしたもので、バスタブ付き。

さらに部屋の中からは運河を眺めることができました。

とはいえ、2名1泊で55,000円と、だいぶ高価格。

ベネチアのホテルの中では安い方とはいえど、フィレンツェ同様、観光地価格を感じました。

今回は朝食なしのプランにて予約したので、朝食は別途検討するようにしてください。

3. ブラーノ島

カラフルな街並みで、水の都ベネチアエリアにおいても個性的な空間が広がるブラーノ島。

ベネチア(ベニス)から船で片道40分ほどで辿り着く場所にあるのですが、こちらも冒頭でご紹介した1日乗車券を利用できるので、ご安心を。

赤、黄、青、ピンク、グリーンといった家々が所狭しと建ち並び、まるで絵本の世界のような光景。

その理由は、漁師たちが霧の中でもすぐに自宅を発見できるよう、家をペイントしたのがきっかけだとのこと。

そんなブラーノ島は人口3000程の小さな島。

島内の主要部分は1時間程で歩けるので、ゆっくり街並みを感じつつ巡ってみてください。

4. Gelati Prodotti Tipici "dai fradei"

今回ブラーノ島では、こちらのお店でジェラートを注文。

ジェラート以外にもお土産や地元のアイテムが充実しているので、グッズ探しにも良さそうです。

さまざまな種類があり、どれもとても個性的。

値段としても、ダブルで3.50ユーロで日本円だと600円程度。

比較的リーズナブルにいただけました。

今回は数々あるメニューの中から特に個性的だった、アペロール味を注文。

アペロールは前回のフィレンツェ編でもご紹介したイタリアでは有名な食前酒。

ぜひ気になる方はお試しください。

5. Basilica dei Santi Giovanni e Paolo(サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)

こちらは、ベネチアにおいても特徴のある聖堂の一つ。

ベネチア共和国時代の首相のお葬式を行い、今もなお聖堂内に埋葬されるなど、地域に根付く歴史ある建物です。

6. Scuola Grande di San Marco(聖マルコ同信会館)

その隣にあるのが聖マルコ同信会館。

サン・マルコ修道会が本部として 1260 年に建てた歴史ある建物ですが、現在は、民間病院として機能しつつ、美術館の一部にもなっている複合施設として活用されています。

見た目が特に美しいので、ぜひ、写真等に収めてください。

7. サンマルコ広場

ベネチア(ベニス)の中心的存在となっているサン・マルコ広場。

サン・マルコ寺院、大鐘楼、ドゥカーレ宮殿が並ぶ、ベネチア中心の広場です。

また、「世界一美しい広場」と称され、広場一帯は世界遺産にも登録されています。

多くの映画の舞台にもなっているとのことで、まさに圧巻の空間です。

8. サンマルコ寺院

サン・マルコ寺院は、守護聖人サン・マルコの遺体を祀るために建築された大聖堂。

ビザンチン建築を代表する建物で、床、柱、壁、天井といたるところに豪華な装飾が施されています。

9. サンマルコの鐘楼

サン・マルコ広場にある高さ98.6mのレンガ作りの鐘楼。

エレベーターで塔の上まで昇ることができ、人気のため、行列になっていることも多いようです。

鐘楼の上からは、ベネチアの美しい街並みが一望できるようなので、試す価値はありです。

10. ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿は元々、ベネチア(ベニス)共和国の総監督兼政庁であった建築物。

現在その内部は美術館として利用され、ベネチア映画祭の会場にもなっています。

内部は絢爛豪華な芸術作品で彩られたきらびやかな建物に見える一方で、監獄としての機能も。

11. ヴェネツィア国立考古学博物館

16世紀から存在する、歴史ある博物館で、紀元前5世紀から4世紀にかけての考古学にまつわるアイテムが展示されています。

ドゥカーレ宮殿を含む共通チケットで入場できるので、時間に余裕があれば立ち寄ってみてください。

12. ため息橋

先ほどご紹介した、ドゥカーレ宮殿の尋問室と牢獄を繋ぐ橋です。

その当時、橋を渡った先に待っていたのは過酷な牢獄生活。罪人たちは、最後に見るベネチア(ベニス)の美しい景色に思いを巡らせ、ため息を漏らしたことに由来します。

13. Ristorante da Cherubino

今回、ディナーで訪れたお店は、こちら、リストランテ テラットリア ケルビーノ。

後になって気づいたのですが、日によっては日本語ができるスタッフの方もいるとのこと。

英語が苦手な場合は、一度、日本人であることを伝えてみるのもいいかもしれません。

さてそんなこちらのお店の魅力は、イカスミ系料理。

先ほど、ランチにて、イカスミパスタをいただいたので、ここではイカスミリゾットをいただきました。

さて、その前にいただいたのは、ベネチア料理としても定評のある、Sardines with onions Venetian style。15.00EUR(約2,433円)

ベネチアでは、チケットという軽食で意味する言葉で表現され、カジュアルなお店で特に愛されている前菜。

今回いただいたようなお酢の効いた甘酸っぱい味付けがまさに、ベネチアンスタイルなので、ぜひこの機会にお試しください。

続いていただいたのは、ミックスシーフードのパスタ。

先ほどランチにて、イカスミパスタをいただいたので、別のものを頼もうと思って注文しました。

やはり、水の都ベネチア、なだけあり、海鮮のパスタも抜群でした。

そして、この日にメインでいただいたのは、イカスミのリゾット。38.00EUR(約6,163円)

こちらは2人前からの注文でした。

イカスミ自体がベネチア名物だと言えるので、定番のパスタではなく、リゾットでも極上。

帰国後もリピートしたくなるほど、美味しいと感じました。

14. Caffè Florian

さて、今回宿泊のホテルには朝食がついていなかったので、モーニングでは最も気になっていたカフェをご訪問。

こちらは、サンマルコ広場にある、歴史あるカフェCaffè Florian。

国立マルチャーナ図書館の一部として運営されています。

1720年に創業した有名なカフェで、ヴェネチアに現存するカフェとしては、最も古いとのこと。

ちなみに、カフェラテの発祥のお店だとのことで、貴重な店舗に辿り着けました。

ネオバロック様式の豪華な店内にモダンアートが飾られている空間自体も非常に魅力的なカフェ。

この日に注文したのは、ホットチョコレート 14.00EUR(約2,278円)。

メニュー表にて特にアピールされていて、フローリアンの伝統的なメニューかつ、世界で有名なメニューの一つとありました。

均一な味わいかつ濃厚なホットチョコレートは、確かに、前評判を裏切らないクオリティでした。

続いては、セミフレッド ティラミス 18.00EUR(約2,929円)。

セミフレッドというのは半冷凍という意味。

メレンゲをベースにした冷凍菓子で、ムースとアイスクリームの中間のようなデザート。

イタリアの有名なお菓子、ティラミス風味でいただけました。

他には、ブレザオラとルッコラのクロワッサン 15.00EUR(約2,440円)。

お食事系の惣菜パンが揃っていたのも嬉しいです。

15. ゴンドラ体験

さて、これまでざっくりご紹介してきた、ベネチアの数々の魅力。

とはいえやはり、陸からながめる景色とは違った水上の景色を眺められる体験、ゴンドラ体験は欠かせません。

ベネチア旧市街のいろいろな場所に乗り場があり、基本的にはどこからでも同じ料金。

とはいえ、当日の受付だと予約が取れないことも多く、場合によっては料金が高くなることもあるみたいなので、事前予約がおすすめ。

今回はGET YOUR GUIDEのヴェネツィア:アプリ解説付き大運河ゴンドラ乗車にて体験しました。

前日に予約したため、1人74.5ユーロ(13,000円程度)と結果割高だったのですが、前日でも間に合うのは嬉しいですね。

なお、ベネチアのゴンドラ料金は自治体によって定められており、30分80ユーロが上限、19時以降は100ユーロ上限。

その範囲で、結構幅広い価格設定なんですね。

基本的には、相乗りの体験になるはずだったのですが、運良く今回は貸切状態。

そういったケースもあるので、期待してみるのもありです。

さて、少しゴンドラの歴史のお話をすると、ゴンドラという言葉が記録に登場したのは1094年ごろとのこと、のちにゴンドラの漕ぎ手「ゴンドリエーレ」が職業として定着し、900年も続く、ベネチア特有の職業として、根付いています。

そんな、ゴンドリエーレは数年の修行&試験があり、最終的に試験をパスするとベネチア市の免許がもらえるとのこと。

つい最近までは男性の職業だったのですが、2009年には初の女性ゴンドリエーレが誕生。

もしかすると、タイミングが合えば、希少な女性ゴンドリエーレにも会えるかもしれません。

16. LA FOCACCERIA FIORDIPONTI

イタリア共和国北西部古代リグーリアのレシピを再現してきた、ベーカリー。

1982年以来、家族経営にて紡いできた歴史は、近年イタリア全土にも進出。

2018年にミラノに初のお店をオープンして以降、こうして、ベネチアでもいただけるようになりました。

職人手作りの味をぜひ、鉄道の旅でも。

お店自慢は、やはりリグーリア フォカッチャ。

さまざまなメニューがラインナップされていますが、この日は、トマトとナスのフォカッチャと野菜入りシリアルのフォカッチャをいただきました。

長方形の1ピース6.00ユーロと、約1,000円程度でいただけたのでコスパも程よかったです。

動画クリエイター

▽広告会社。エンジニア。世田谷で毎日在宅勤務。アラサー男の暮らし/▽カフェと美術館。日常が少し豊かになる場所を探して/▽Youtubeで、おすすめのお店紹介やVLOGを公開中/▽結婚式やイベント告知などのPR動画作成も随時対応中。

みっきーの最近の記事