オーガニック食品にこだわる前に
『ジャンクフードが悪い』『添加物や農薬が体に悪い』
というのは良く聞かれる話ですが、そこにこだわり過ぎてしまうと、
かなり息苦しいというか、お金も手間も気苦労もかかってしまい、そのストレスの方が体に悪いんじゃないかとすら思います。
私は10年前から無農薬の野菜栽培(数年前から米麦も栽培してます)をしていて、食のことや自然環境のことなどについて発信しているので、よく
『仙人のような暮らしをしている』『オーガニックなものしか食べていない』
とか思われているようで、友人が遊びに来るときの手土産に変に気を遣われたりします(笑)
(「何買っていけば良いかわからなかったからミカン買ってきたよ」とかあります)
でも、わりと何でも食べるんですよね笑
ある程度は添加物なども気にしますが、コンビニもよく利用しますし、市販のお菓子も食べます。ただし、あくまでおやつ程度の利用であって、主食ではありません。
もちろん、食べないにこしたことはないのですが、それは現代生活をする上では先に述べたとおり、かなり生きにくくなります。
『ジャンクフードや添加物を食べてはいけない』というのではなく、
『それしか食べていない』というのが問題だと私は思うのです。
健康志向となると、とかく添加物や農薬とかが悪者にされるけど、それよりも、
ちゃんと夜寝て朝起きる。
適度に運動する。
陽の光を浴びる。
こういうことを心がけて習慣化して規則正しい生活をする方が遥かに効果的だと思うし、
なによりもこれらにはお金が掛からない。
まずはそういった生活習慣の改善からなのと、人工香料や合成洗剤など、衣類、食器、家具に使う化学合成物質をやめることの方がお金も掛らず、手間も大して増えずに効果はばつぐんに出ると思います。
私は洗剤は食器類にも衣類にも自分の体にも石けん系のものを中心に使っています。
合成洗剤に比べると使い勝手や使用感は多少悪くなりますが、慣れてしまえばなんてことはなく、値段もそんなに変わりません。
オーガニック食材へのこだわりはそのあとでも良いくらいだと私は思います。
とはいえもちろん、3食ジャンクフードはダメ。
無農薬とかにはこだわらなくてもいいから、自炊したご飯を食べること。
それが出来たら次は、質の悪い油を使うのを減らす。塩、味噌、醤油など調味料を変える。
たまに食べる添加物くらいなら胃酸がなんとかしてくれるよきっと(´・∀・`)
(ただ、体が自然な食べ物に慣れてくると、不自然な食べ物を食べたときの体の反応が過敏にはなります。私の場合、コンビニの食べ物を2つ以上1度に食べると口の周りに吹き出物が出来ます)
そんな気軽な気持ちで食べ物は特に制限なく食べています^ ^
オーガニックな生活は健康的なのは確かだけれど、それに囚われすぎてギスギスした気持ちになってしまう方がよほど不健康なので、ほどよい感覚で取り入れていくのが良いと私は思います^ ^