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ラベンダーはほったらかしでも毎年咲く!たった2つの育て方のコツをガーデニングのプロが解説

みゆきガーデンコーディネーター

6月は梅雨で雨ばかりになったり、晴れたかと思ったらかなり気温が高くなったりしますね。ガーデニングをやるにはちょっと大変な季節に差し掛かってきます。そんな時期に重宝するのが、ほったらかしで毎年咲いてくれるお花です。
この記事では、実際に私がお庭で育ててみて、手入れがラクでほったらかしOKの花を厳選しました!

ほったらかしで毎年6月に咲く花の1つは、ラベンダーです。
ハーブの女王とも呼ばれるラベンダー。
環境さえ合えば、毎年たくましく咲いてくれる植物です。
ラベンダーはお庭でも楽しめますし、ドライにしてお部屋に飾ることもできるので、楽しみ方がたくさんある植物ですよね。
ただ、ラベンダーを枯らしてしまったことのある方もいるのではないでしょうか。ラベンダーっていうと北海道のラベンダー畑が有名ですよね。ラベンダーは高温多湿が苦手なので、夏場に枯れてしまうことも多いんです。

ラベンダーを育てるコツ

ラベンダーを上手に育てるポイントは2つです。

1つ目は、水はけを良くすること。ラベンダーは蒸れが大敵です。水はけが悪い場合は、腐葉土とかパーライトを土にすき込んでみてください。私はテラコッタ製の土管を使って底上げしています。普通に地植えにするよりも水はけが良くなります。他にもレイズドベッド(立ち上げ花壇)に植えてみるのもいいですね。とにかく株元が蒸れないようにするのが大事です。

2つ目は、花が咲き終わったら切るということ。ラベンダーは花が開き切ったら終わりの合図です。実は去年、花が咲いた後に切り戻しもせずに完全放置してみたところ、普通に今年も咲きました。確かに花は咲くんです。でも、この通り樹形は乱れてしまいますね。パッカーンと真ん中が開いているのがわかるでしょうか。


ラベンダーは、剪定しなくても咲くけど、剪定しないと樹形が乱れます。

ラベンダーのお世話について

ただ、どうしても6月のこの時期って、外でガーデニングをするのがしんどくなる時ってありますよね。雨がずっと降っていてなかなかできなかったり、暑すぎて身体が動かなくなってしまったり。地植えにしているラベンダーは、根ついてしまえば特に水やりする必要もないですし、剪定しなくても来年咲きます。
身体がしんどくて剪定したくないなっていうときは、無理して剪定しなくても来年も咲きますよ ということをお伝えしたいです。
ラベンダーは、お世話できそうだったらやる、辛かったらやらない っていうくらいのスタンスで育つ植物です。

ラベンダーに似た植物

それと、ラベンダーは案外、花が咲いている期間が短いです。四季咲きの品種もありますが、一般的なラベンダーは6月から7月ごろにしか咲かないんです。もっと長く花を楽しみたいという方は、ラベンダーの見た目に似ているネペタがおすすめですね。ネペタの開花期間は、春から秋なので、ラベンダーよりも長めです。

まとめ

今回は、ほったらかしで毎年6月に咲いてくれる花の1つとして、ラベンダーをご紹介しました。
香りもよく癒される植物。ぜひ育ててみてくださいね。

ラベンダー以外にもほったらかしで毎年6月に咲く花をこちらの動画で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

ガーデンコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。コツをつかんだら、植物をうまく育てられるようになりました! 手間をかけずにガーデニングを楽しむ【ずぼらガーデニング®️】を提唱しています。 Instagramフォロワー10万人・YouTube3万人のお花の専門家です。

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