レイズが「開幕から21試合連続ホームラン」の新記録を樹立する。シーズン途中からの最長記録は…
4月22日、ランディ・アロザレイナ(タンパベイ・レイズ)は、1回裏にホームランを打った。これにより、レイズの開幕からの連続ホームランは、21試合に伸びた。2019年にシアトル・マリナーズが記録した開幕20試合連続ホームランを上回り、1901年以降の最長となった。
ちなみに、開幕20試合の勝敗は、4年前のマリナーズが13勝7敗、今シーズンのレイズは17勝3敗だ。21試合目の4月22日は、4対3で勝利を収めた。レイズの得点は、いずれもアロザレイナが挙げた。1回裏にホームランで2点、5回裏と10回裏にシングル・ヒットで1点ずつだ。
開幕からではなく、シーズン途中からの連続ホームランは、2019年5月26日~6月30日にニューヨーク・ヤンキースが記録した、31試合が最も長い。現在のレイズは、昨シーズン最後の試合から数えて22試合連続ホームランを継続中なので、あと9試合続けてホームランを打つと最長タイとなる。
雨などによる順延がなかった場合、ここからの9試合は、4月23日の対シカゴ・ホワイトソックス(ホーム)、24日~26日の対ヒューストン・アストロズ(ホーム)、27日~30日の対ホワイトソックス(アウェー)、5月2日の対ピッツバーグ・パイレーツ(ホーム)だ。ホームのトロピカーナ・フィールドには、屋根がある。
なお、2019年のヤンキースを含め、25試合以上の連続ホームランは、延べ7チームが記録している。2002年のテキサス・レンジャーズは、8月11日から9月9日まで、27試合続けてホームランを打った。あとの5チーム、1941年のヤンキース、1994年のデトロイト・タイガース、1998年のアトランタ・ブレーブス、2016年のサンディエゴ・パドレスとセントルイス・カーディナルスは、いずれも25試合連続だ。