お散歩ライターの石井つかさです。

毎年恒例の高取・藤崎夜市が開催されます。この夜市ですが以前は高取夜市と藤崎サマーフェスティバルと別れて開催されていたのですが、どうせなら一緒にやろう！ということになり『高取・藤崎夜市』になりました。

※今回掲載している写真は藤崎商店街様、高取商店街様よりお借りしております。

イベントスケジュール

藤崎商店街では早良区高取2−2にある駐車場が特設会場となり、様々な催しが行われます。

7月20日

• 城南高校和太鼓部（18:00〜18:30）
• 子どもリズムダンス（18:30〜19:00）
• 紅太鼓（19:00〜19:30）
• チャリティービンゴゲーム（20:00〜21:00）

7月27日

• アニソン（18:00〜18:30）
• Pumehana Ka Hale Hula’ OKouleinani（19:00〜19:30）
• チャリティービンゴゲーム（20:00〜21:00）

このようなスケジュールで行われます。

高取商店街では商店街の歩行者天国を利用して屋台がたくさん出店されます。お祭りの名物「子ども縁日屋台」は子どもが安心して参加できるお祭りをモットーに運営されています。その一部を紹介します。

• パターゴルフ
• わなげ
• 射的

他にも美味しい食べ物の屋台もたくさん出店される予定となっています。

『高取・藤崎夜市』を運営する藤崎通り商店街の理事長である谷口さんに、お祭りについて、お話を伺いました。谷口さんは藤崎商店街で「中村生花」という花屋さんを経営されています。この西新エリアの商店街は一時期、活気を失っていましたが、近年では徐々にその活気を取り戻しつつあります。その理由の一つとして、このお祭りが大きく貢献しているようです。

夜市をスタートさせた理由について谷口さんは「地域貢献のため」と語ります。最初は子どもが100円玉を握りしめて買い物を楽しめるような、商店街の元気をアピールするお祭りを作りたいという思いから、この夏のイベントを始めたそうです。

実は、このお祭りは1980年代から続いており、当初は大人が楽しめる祭りとして、ディオールの水着ファッションショーやビールの提供、カラオケ大会などが行われていました。しかし、20年ほど前から地域に子どもたちが増えたため、商店街組合で「子どもが楽しめる祭りに変えよう」という提案がなされました。そこから安心して子どもたちが楽しめるお祭りへと変わり、商店街組合に所属するお店の協力を得て商品を提供してもらうなど、商店街全体が一丸となってお祭りを作り上げてきたのです。

谷口さんの話からは、地域の活性化と子どもたちの笑顔を大切にする商店街の思いが伝わってきました。

毎年、たくさんの人が来場される『高取・藤崎夜市』ですが、商店街は歩行者天国になり車が入れないということと、駐輪場がないので公共交通機関や近隣のコインパーキングや駐輪場を利用して下さいということでした。