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LGBT法の陰でひっそりと成立した『認知症基本法』【きっと将来役に立つ介護の言葉】

↓YouTubeでも、解説動画を見られます。

令和5年6月。大きな論争を巻き起こしたLGBT法の陰で、ひっそりと、『認知症基本法』が成立しました。

この法律には、認知症の予防推進と、認知症の人が尊厳を保持しつつ、社会の一員として、尊重される社会の実現が、目的にあげられています。

また認知症施策の基本理念として、認知症の人の尊重、国民の理解、本人の支援、家族の支援、研究の推進、関連分野における総合的な取組の6つが記されています。

認知症になっても、幸せに暮らせる社会になるように、この法律が、うまく運用されることを願っています。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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