夢に向かって努力している人へ。ビル・ゲイツの名言「成功を祝うのもいいですが…」英語＆和訳
こんにちは！ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はビル・ゲイツの名言をご紹介します。ビル・ゲイツ（1955年～）はアメリカの実業家で、マイクロソフトの創業者として知られています。
今回は、夢に向かって努力している人に届けたいビル・ゲイツの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
夢に向かって努力している人へ。ビル・ゲイツの名言「成功を祝うのもいいですが…」英語＆和訳
“It’s fine to celebrate success but it is more important to heed the lessons of failure.”
「成功を祝うのもいいですが、もっと大切なのは失敗から学ぶことです」
Bill Gates（ビル・ゲイツ）
「過去は変えられないけど未来は変えられる」とよく言いますよね。
以前、キングコングの西野亮廣さんが近畿大学の卒業式で行ったスピーチで「未来は変えられないけど過去は変えられる」という話をされていて、
私はその意味がよく分からなかったのですね。「反対ではないか」と。「過去は変えられないけど未来は変えられる」ではないかと。
ただ、最近その意味が少し分かった気がして、これは、私の解釈ですけれども、何か悪いことがあったとき、失敗してしまったとき、その失敗という事実は変えられないのですが、
失敗から何も学ばなかったときと、失敗から何かを学んだときとでは、その失敗の意味が変わるわけですよね。
失敗から何かを学べば、それはプラスの出来事になると思うのですね。反対に、失敗から何も学ばなかったときには、失敗は失敗でしかなく、ただただマイナスな出来事で終わってしまう。
その判断は私たちは失敗した後に行うわけですね。つまり、過去の出来事は私たちの解釈次第で良い出来事にも悪い出来事にもなる、と。
西野さんがそのような意味でおっしゃったのかどうかは分からないのですが、私はそのように理解しました。
“There is nothing either good or bad, but thinking makes it so.”
「世の中には幸も不幸もない。ただ考え方でどうにもなるのだ」
William Shakespeare（ウィリアム・シェイクスピア）
夢に向かって努力している人へ。「失敗」に関する名言2選
いかがでしたでしょうか？今回はビル・ゲイツの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ビル・ゲイツの名言集【英語原文と和訳】』（外部リンク）という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ビル・ゲイツの名言を8句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ウィリアム・シェイクスピアの名言集【英語原文と和訳】』（外部リンク）という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ウィリアム・シェイクスピアの名言を17句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「失敗」に関する世界の偉人の名言を2句ご紹介します。
“The difference between average people and achieving people is their perception of and response to failure.”
「普通の人とできる人の違いは、失敗に対する考え方と失敗した後の行動です」
John Maxwell（ジョン・マクスウェル）
“By failing to prepare, you are preparing to fail.”
「準備を怠ることは、失敗するための準備をするようなものだ」
ベンジャミン・フランクリン（18世紀に活躍したアメリカの政治家）
“Turn your wounds into wisdom.”
「傷を知恵に変えなさい」
オプラ・ウィンフリー（アメリカのTV司会者）
お読みいただき、ありがとうございました！
