こんにちは！福岡のおいしい・楽しい魅力を発信するライター、博多あや.です。

福岡の夏の風物詩といえば、毎年7月1日から15日に行われる博多祇園山笠ですね。

日本三大祇園祭のひとつでもあるユネスコ無形文化遺産にも登録された博多祇園山笠に、今年はガンダムが登場しました！

今回は八番山笠 上川端通 『ガンダム 博多迅雷伝』コラボレーション山笠 お披露目会に出席しましたので、その様子をレポートしたいと思います。

八番山笠 上川端通 『ガンダム 博多迅雷伝』コラボレーション山笠

“走る飾り山笠”の名で親しまれている「八番山笠 上川端通」は、10メートルを超える高さと 2 トンを超える重さで、櫛田入りする山笠では最大の大きさを誇ります。

追い山ならしや追い山笠で博多の街を駆け抜けるだけでなく、人形飾りの演出も見どころのひとつです。

標題（見送り）／「ガンダム 博多迅雷伝」

博多祇園山笠の初日となる7月1日（月）の午前に行われた八番山笠 上川端通 『ガンダム 博多迅雷伝』コラボレーション山笠 お披露目会には、上川端商店街振興組合 理事長・正木研次さん、八番山笠 上川端通 総務・長﨑 正洋さん、博多人形師・田中 勇さんと福岡出身のタレント・森口博子さんが登壇されました。

「ガンダムに登場するアムロレイが初めてガンダムに乗り込んで大人とやり取る姿と、博多祇園山笠の子供達から大人に代わる瞬間がよく似ている。その瞬間がよくコラボできたのではないかと思います。」と話す正木さん。

長﨑さんは「今年60周年を迎える8番山笠、先輩たちの想いを乗せて頑張って走らせたいと思います。上川端をもっと盛り上げたい。15日に是非お越しください。」と本番に向けての意気込みを強く語られていました。

機動戦士ΖガンダムのOP曲「水の星へ愛をこめて」をはじめ数々のガンダムソングをご担当された福岡出身の森口博子さんは、ガンダムのボディにも使用されている”青”を意識した衣装で登場。

「生誕45周年を記念すべきこの年に、ふるさとの博多にガンダム山笠が降臨、『こんなに嬉しいことはない！』」とセリフを用いて感動を表現しました。

大のガンダムファンでもある人形師・田中さんは「もうちょっと作っていたかった、自分の記憶や資料を見比べ修正を繰り返していると時間が足りなくて。みなさんそれぞれのガンダムがあると思いますので、誰がみてもおかしくないガンダムができたらと思い作らせていただきました。」と、制作の裏側を話され、森口さんは「生きるエネルギーってこういうことだなと思いました」と山笠を見上げながら話されていました。

お披露目会では森口さんの「ガンダム、行きます！」の掛け声とともにガンダムの目が光りスモークが放たれ、息吹が吹き込まれました！

ラストには祝い唄（祝いめでた）と博多手一本で、博多の夏がついにスタートしました！

「ガンダム山笠」は2024 年 7月1日（月）〜 15日（月祝）早朝まで、福岡市博多区の上川端商店街に飾られます。※日時によって商店街内の展示場所が変わります

本番のリハーサルにあたる12 日（金）の「追い山笠ならし」、本番の15 日（月祝）には「追い山笠」で博多の街を駆け抜ける様子も楽しみですね！

今回は博多の夏を彩る博多祇園山笠から、八番山笠 上川端通 『ガンダム 博多迅雷伝』コラボレーション山笠 をご紹介しました。