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【神戸市】これからどうなる「フィッシュダンス」 メリケンパークのシンボルオブジェは存続できるのか

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1987年に設置されたオブジェ「フィッシュダンス」の老朽化問題

22メートルの高さがあるオブジェ「フィッシュダンス」。
22メートルの高さがあるオブジェ「フィッシュダンス」。

メリケンパークに設置されている鯉のオブジェの「フィッシュダンス」。1987年に設置されて2024年で37年目になります。いまこのオブジェで問題になっているのが老朽化とのこと。実際にどれくらい古くなっているのでしょうか。

「フィッシュダンス」の解説板。
「フィッシュダンス」の解説板。

建物の前には「フィッシュダンス」についての解説板が設置されています。これによれば、商業施設の「フィッシュダンス」があるこの場所が鯉川の川尻になることから元気な鯉の姿をモチーフにしたこのオブジェが作られたとのこと。

チェーンには錆が目立つ。
チェーンには錆が目立つ。

オブジェの表面を覆っているものはチェーンリンクメッシュと呼ばれるものだそうですが、簡単に言えば鉄製の金網。時間が経てば錆が出てくる素材です。現状でもかなりの錆が目立っています。

オブジェの金網表面部分。
オブジェの金網表面部分。

この金網部分を塗り替える作業は過去に何度も行われているのですが、作られて37年経った現在はオブジェ自体の耐久性についても検討しなければならない段階。また、これらを修復する費用の調達など検討課題は多いとのこと。
オブジェ「フィッシュダンス」の対策はまだ結論は出ておらず、このままこの地でメリケンパークの顔として存在し続けるのか今後の動向を見守りたいです。

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