【とっておきの隠れ家】築100年の京町屋で豪華な海鮮メニューをコスパよく食べてみませんか?
京都府京都市下京区、清水五条にあるカウンターだけの「京都さしみ丸」で、漁港から取り寄せる海鮮と、旬の食材、上質な黒毛和牛やジビエを使った四季折々の割烹料理をコスパよくいただきました。
こんなお店を知っておくと一目置かれるかも。ぜひ記事をチェックしてください。
海鮮割烹「京都さしみ丸」
「京都さしみ丸」は、中庭に樹齢100年のもみじの木がある築約100年の京町家を改築した「もみじの小路」の入口に店を構えています。
カウンター9席のみ。店名の「京都さしみ丸」から居酒屋さんを想定していましたが、上品な和食割烹(かっぽう)でした。
最初のドリンクは、のどが渇いていたので「季節のフルーツ生絞りサワー」を。あまーい柿と焼酎の炭酸割りでした。かわいい上に、お料理の邪魔をしない。
1日のメニューがこんなに!
メニューは日ごと変わり、ご自慢のお刺身からデザートまで。紙いっぱいに書かれています。あれもこれも食べたくなります。
でも価格が書かれていません。こんなときどうします?お会計が心配な方は、思い切って予算を最初にお伝えしておくと安心です。今回の予算は1万円でお願いしました。
ちょこっとおまかせコース 3,300円~
(さしみ丸の)船長のおすすめ「おまかせコース」は、刺身の盛り合わせを入れて4品ほどのおまかせセット。3,300円からとのこと。
最初に出されたのは「イチボのすき焼き」。牛の希少部位にすき焼き風に卵黄のかたまり?がのせてあり、くるくると巻いていただきます。甘辛く香ばしく、お肉のうまみもたっぷりで美味しい。
次いで「たら白子塩焼き」です。焼いた白子は上品な白身魚の香ばしさとホクホクとろりの食感。まろやかな塩。スダチをしぼって。
おしぼりがこちら、西陣織と今治タオルのコラボ商品のハンカチーフ。ちりめんのようにしなやかだけど、再生ポリエステル繊維なのだそうです。SDGs!コースターも同じ柄でした。販売もされています。
本日のマグロは、青森産の本マグロ120kg、延縄。こちらは背の部位。
そのマグロと、島根のモンコイカ、舞鶴のたかのは鯛、しめ鯖の盛り合わせ。どれもおいしい。特に、たかのは鯛がブリブリとした食感と濃厚なうまみが最高。
小粒だけど上品なおいしさな久美浜の牡蠣。聖護院大根と万願寺入り。京都らしさを感じる一品。
「雪月花」と書かれた器のふたを開けると、舞鶴の寒グレの菊花あんかけが。グレは下味がちゃんとしているのでぼやけずおいしい。この菊は「もって菊」と呼ばれるもので清涼感がありました。
ここまでが、「おまかせセット」でした。ちょい飲みならこれで大満足ですよね。
京都に来たならば京都のクラフトジンを。柑橘はスダチ。
ここからオーダーメニューです。
京都らしさを感じるメニュー
鮮やかな朱色の器で登場したのは、和のカプレーゼ。白いのはチーズではなく胡麻豆腐です。ラフランスを合わせ、バジルの代わりに実山椒、マイクロトマト添え。
うにとイクラを食べ過ぎました!
「生ゆば生うに生キャビア」は、ぽってり濃厚な生湯葉に、たっぷりの生うにと、仕入れの都合でキャビアならぬイクラのせ。むしろイクラのほうがしっくりきます。見慣れぬ青みは丘わかめ。ほろ苦いのが大人。
あわびに、これまたたっぷりの生うにとイクラが。肝しょうゆ添え。まるでお正月が来たかのような豪華さでした!
さらにさらに。
シメに、あふれるイクラと生うにの小丼を頼んでしまいました。目の前でイクラをかけてくれます。
ほかにも京都らしいおだしの上品な煮物や天ぷら、肉料理もあるのですが、今回は後ろめたくなるほどたっぷりのうにとイクラを満喫しました。
こんなにぜいたくにいただいて、お会計が1万円とは良心的なお店だと思いませんか?
SNSでも人気のこちら、通常は17時から22時の営業ですが、予約すれば15時から開けてもらえます。ゆっくり昼飲みもかないますね。
京都さしみ丸
京都府京都市下京区石不動之町682-7
もみじの小路S-3
075-746-2784
17:00~22:00(予約で15:00~)
※席料550円
※年末年始は予約制
※休日は下記の公式ページでご確認ください。
お店の公式インスタグラム(外部リンク)
取材協力:京都さしみ丸
関連情報:インスタグラムにて動画を交えながらご紹介。(外部リンク)