モヒカン頭のマッドンは、エンジェルスが今月催す「ワールドシリーズ優勝20周年」のセレモニーに出席せず
ロサンゼルス・エンジェルスは、6月22日の試合前に「'02ワールドシリーズ・アニバーサリー・セレブレーション」と銘打ったセレモニーを行う。
今から20年前の2002年に、エンジェルスは球団初のワールドチャンピオンとなった。上の写真は、その直後。写っているのは、左から、トロイ・グロス、トロイ・パーシバル、ベンジー・モリーナだ。エンジェルスのワールドシリーズ進出は、今のところ、この年以外にない。
セレモニーには、当時のメンバーが集結するはずだ。けれども、すでに欠席を表明している人物もいる。今月上旬までエンジェルスの監督だった、ジョー・マッドンがそうだ。優勝当時、マッドンは、マイク・ソーシア監督の下でベンチ・コーチを務めていた。ロサンゼルス・タイムズのマイク・ディジオバンナによると、マッドンは、セレモニーに出席する気はないと語っているという。
6月12日の試合中に、ESPNのティム・カークジャンは、こう報じた。マッドンはヘア・スタイルをモヒカンにしたが、その日に解雇され、選手やコーチに会うことはなかった――。
それと同じく、ワールドシリーズ優勝20周年のセレモニーも、タイミングが悪かった。解雇から半月後だ。あまりにも近すぎる。
ただ、マッドンは、エンジェルスで計30年以上を過ごしてきた。25周年や30周年のセレモニーには、姿を見せるかもしれない。
なお、一塁コーチのベンジー・ギルと投手コーチのマット・ワイズは、2002年にエンジェルスでプレーしている。ギルと違い、ワイズはポストシーズンには出場していないが、レギュラーシーズンの7試合に登板した。一方、三塁コーチから監督代行となったフィル・ネビンは、20年前、サンディエゴ・パドレスで三塁と一塁を守っていた。
マッドンの解雇については、こちらで書いた。