今年も残すところあと1週間となり、そろそろ年末の買い出しはどうしようかと考えはじめる時期ですね。お正月のごちそうである寿司や刺身などの鮮魚は、ちょっと豪華に味わいたい方も多いはず。そんな食にこだわりのある方におすすめなのが、川越市場の「年末大開放市」。
今回は、鮮魚のプロに「年末大開放市」で賢く買い物する秘訣を取材してきました。

迫力満点の「年末大開放市」

12月26日（月）から30日（金）の5日間、川越市場では毎年恒例の「年末大開放市」が開催中。朝７時からお昼頃まで新鮮な鮮魚や肉、野菜などお正月食材が所狭しと並び、毎年たくさんの人々で賑わいをみせています。

年末に賢く買い物する秘訣とは？

今回、お話を聞いたのは川越市場で水産卸業を営んでいる「川越マル二水産」の代表：岩立氏。（右手緑）
今年の市場の状況や賢く買い物する秘訣を３つ教えてくれました。

お店との対面のやり取りを楽しむ

仲卸業者のお店との交流も、市場ならではの楽しみ。とにかく激安重視や対面が面倒という人は、市場での買い物に向きません。値段や食べ方、要望などお店との対面を楽しめる人は、おのずと良いものが手に入ります。

ひと通り、売り場を回って見る

まずは、市場内の店舗をひと通りのぞいてみましょう。値段や見た目、質を納得いくまで他の店と比較することがよい買い物の秘訣。焦ってすぐに購入し、他の店の方が良かったということがないよう、とことん各お店に聞いてみてください。

購入するタイミング

「年末大開放市」は5日間ありますが、冷凍品や日持ちする加工品は、売切れる前に早めに購入するのがおすすめです。生もの生鮮品は、後半に買い物するのが吉。

「今年は物価高で仕入れ値がかなり高騰しています。激安な値段は打ち出せませんが、スーパーでは手に入らない部位や新鮮な本マグロをお値打ち価格で提供しています。わからない事や食べ方、お客さんが求めているものを教えてもらえば、プロの私たちが自信をもってご案内します。ご来場をお待ちしています」と岩立代表。

その他市場には、精肉やお正月に必要なかまぼこ、お餅などお正月用の食材が豊富。

良質な魚介類やお正月食材を買い回りできる市場での買い物はとても魅力的。鮮魚は、新鮮でちょっと豪華に味わいたいという方、川越市場の活気のある買い物で今年を締めくくってみてはいかかでしょうか。

朝の市場は極寒なのでカイロやマフラー持参のうえ、完全防備でお出かけください。
寒いですが、活気があり楽しい雰囲気が広がっていますよ！