【初心者でもできる】種まきから育てたいお花とは【育て方20年の経験談】
お花を種まきから育ててみたい。花苗は高くつくので種から安くたくさん咲かせたい。
でも、種まきからって難しそう。簡単に育てられるお花が知りたい。
こんなお悩み解決します。
我が家の庭は花壇が大きいため大量のお花の苗が毎年必要になりますが、全部購入していたらとても高くつきます。
しかし、種まきから育てれば簡単に大量のお花を育てることができます。
種まきからお花を育てるってハードルが高そうですが、実は簡単で、ポイントは発芽適温と成長適温を調べておくことです。
その温度の時期に種まきすれば発芽率も抜群で、発芽後の成長も問題ありません。
超おすすめなのは
- ジニア
- 千日紅
- ケイトウ
この記事では、毎年数百株、1000株超えの種まきをしてきた経験談を紹介します。
ぜひ、種まきから素敵なお花育ててみませんか?
種まきの前に発芽適温と成長適温を調べましょう
お花を種まきから上手く育てるには、発芽適温が一番大事。
季節外れの時期に種をまいても発芽してきません。
発芽適温はインターネットや種の袋に表示されています。
発芽適温は24時間その気温である必要はないですし、1日の内で8時間とかがその適温に近ければ十分です。
ジニアプロフュージョン
ジニアプロフュージョンはサカタのタネさんから販売されていますし、一袋30粒くらい入って300円程度ととても安いです。
発芽適温と生育適温は20度から25度と高めなので、関東以西の温暖地でも4月から5月が種まき適期です。
とても発芽率はいいので、セルトレーでもいいですが、3号ポットに直接撒いても問題なく育ちます。
種まきから1番花をつけるまでの目安は60日。
とにかく綺麗、夏の暑さに負けないで晩秋まで咲き続けます。余った苗なんかはリースにしてもこんなにモリモリになります。
千日紅
購入すれば1株200円から300円もする千日紅ですが、実は種まきから簡単に育てられます。
高さが出るので、花壇の後方に植えたり寄せ植えにしてみたり、とてもかわいいお花なので用途はたくさんあります。いいタイミングでお花を摘み取って干すだけでかわいいドライフラワーが作り放題。
とても発芽率はいいので、セルトレーでもいいですが、3号ポットに直接撒いても問題なく育ちます。
ケイトウ
ケイトウというとガーデニング初心者の方にはイメージがイマイチかもしれませんが、この品種はタキイ種苗さんのアジアンガーデンというもの。
春に種まきし、初夏から秋まで高さのある可愛いお花を咲かせてくれます。
こちらもとても強いので3号ポットに直接撒いても問題なしです。
種まきに必要な道具
お花の苗を種まきから育てる場合は、セルトレー128穴又は3号ポットがあれば問題なく育てられます。
ばら撒きと言われる撒き方は実はあまりお勧めしません。
ポットに上げる時に根が切れたり、傷んだり、密集しすぎて徒長したりしやすいです。
安く売っているセルトレー又は3号ポットを購入して一粒ずつ撒くのが成功の秘訣です。
種まきからお花を育てるデメリット
種まきからお花を育てると大量の花苗が安く育てられる一方で、家庭では咲くのが遅くなります。
種まきから1番花が咲くまでの目安は60日。
逆算して、気温と相談しながら種まきしてみましょう。
まとめ
お花を種まきから育てるのには発芽適温と生育を適温を調べておけば、その時期に種を撒くだけでほとんど失敗はないです。
失敗事例は、気温が合っていないことが多くみられます。
近年の温暖化を考えると4月あたりからジニア、千日紅、ケイトウなんかは種まき可能な気候になるかもしれません。
園芸初心者の方にお伝えしたいのは、種まきは簡単、気温だけ気を付ける。
天気予報とにらめっこする。発芽までは1週間くらいです、その間の気温がとても大事です。
発芽してしまえばナントでも育ちますので是非お試しくださいね。