【iPhone手帳術】iPhoneの外付けキーボードにSKB-BT32BKを選んだ3つの理由
入力スピードなら外付けでしょ!
iPhoneは単体での文字入力ができます。一番使われているのはソフトウェアキーボードでしょう。人によっては音声入力もあると思います。
しかしスピードでは、外付けキーボードにまさるものはないでしょう。
ふだんからパソコンを使っている人ならば、両手を使ってローマ字入力なりで文字が入力できればこの種のキーボードの方がいろいろとてっとりばやいと思うはずです。
では、どんな製品を選ぶか。今回の私の結論が「SKB-BT32BK」(サンワサプライ)でした。今回は、この製品を通じて、iPhoneの外付けBluetoothキーボードについて考えてみたいと思います。
iPhone用のBluetoothキーボードに欲しい条件とは
筆者の場合、Bluetoothキーボードに求める条件としては、以下の事がありました。
まず軽量である事。次に電源まわりが簡便なこと。そしてできればマルチペアリングであることです。
これらの条件を満たすモデルとして出てきたのが、SKB-BT32BK(サンワサプライ)でした。同社には、テンキー付きのモデルもありました。ですが、テンキーはとくに出番が多くないので小型のこちらのモデルを選んだのです。
また上記の3つの条件それぞれを見ていきましょう。まず重さは288g。Bluetoothキーボードとしては平均的なところでしょう。この製品ジャンルには、パソコンにも接続できる本格的なものもあります。ですが、筆者の場合は、一般的なノートパソコン程度のタイプフィールを満たせばそれでいいと考えていました。ただし、デスクトップ用の外付けキーボードはそれなりに本格的なものを使っています。
次に、電源回りです。Bluetoothキーボードの場合無線ということもあり、電源内蔵タイプもあります。ですが、ランニングコスト(電池代)がかかります。また、電池の分だけ重量が重くなります。なので、ここは充電式にしたい。
SKB-BT32BKはこの条件も満たします。具体的には、パソコンとケーブルで接続すれば充電しながら利用できます。
Bluetoothはマルチペアリングも大事
そして3つめのマルチペアリング。
そして、キーボードの場合、iPhoneとは別に、パソコンとも接続できるととても便利です。パソコンでの作業中に、接続を一時的にiPhoneに切り替え。で、メッセンジャーアプリで返信したり、メモをしたりという使い方ができます。いわば、パソコンの外側に別のウィンドウを開くようなイメージです。
切り替え操作も簡単です。Fn+Tabキーにつづき、Fn+(A、S、Dのいずれかのキー)で機器を選びます。このそれぞれには、1,2,3の番号がキートップの文字とは別に青い文字で表示されています。その横にはBuetooothのアイコンがあります。
たとえば、筆者の設定なら、Fn+AがWindowsPC Fn+DがiOS機器(iPhone)です。つまり、このキーを押すことでひとつのキーボードが複数の機器につながるのです。
ちなみに、マルチペアリングのBluetooth機器のもう一つの代表格は、ヘッドセットでしょう。スマートフォンとパソコンの両方に接続可能なものがあります。切り替えて利用できるのです。あるときはスマートフォンで音楽を聴き、別のときにはパソコンでリモート会議をする。こういう使い方ができるのがマルチペアリングの機器の便利さです。
このキーボードの場合、マルチペアリングはそれぞれのキーにBluetooth機器を事前に設定することで可能になります。また、このキーボードは、Windows、iOS、Macのそれぞれに対応しており、それぞれのキー配置を切り替える事もできるようになっています。機器を切り替えたのちに、設定変更で迷わずタイプできるわけです。
メガネケースをiPhoneスタンドに利用
以上の条件を考え見て選んだのがSK-BT32BKでした。
ふだんはパソコンで使っていますがまずまずの快適さ。またiPhoneとセットで持ち運び、外出先での作業にも使えます。キーボード自体には、とりたててiPhoneのスタンドになるような機能はありません。そこで思いついたのが、メガネケースをスタンド代わりにすること。角度の自由度などはありませんが、なれればこれはこれで使えます。あとは日頃から怠りなく充電しておくことでしょうか。
このほかにも湾曲したキーボードの面とかスタンド機能とかいろいろ便利な点はあります。総じて小型キーボードとしてかなり便利に使っている感じです。
前回紹介したポメラも、iPhoneのBluetoothキーボードとして利用できます。
ポメラならではの便利さはいろいろあるのですが、キーボード単体の気軽さもまた捨てがたいなと思いました。これはiPhone利用を想定したBluetoothキーボードを実際に使って見てわかった発見でした。