ワンオペで2人以上をお風呂に入れるときのコツ3つ「現役保育士がやってる」
現役の保育士(幼保英検1級)です。
子どもが2人以上いる場合、ワンオペで大変なことのひとつがお風呂です。
保育園では全身を石鹸で洗う機会はまれですが、0歳児なら保育士1人で3名、1歳児なら保育士1人で6名を同時にシャワーや沐浴します。
このときに注意していることや家庭のお風呂でも活かせるプチノウハウを3つ紹介します。
着替えや道具を準備しておく
石鹸やタオル、おむつ、着替えなどお風呂に必要なものは事前に用意しておきます。
置き場所は毎日同じ場所にするのもポイントです。
待つ場所やおもちゃを用意する
ママ・パパが自分の身体を洗っている時間は、どうしても子どもたちに待ってもらうことになります。
ただし、ただ「待ってて」といっても待つことができないのが子どもたち。
待てなくなると触って欲しくないものを触ったり、部屋から出て行ってしまったりしますね。
筆者の保育園では、保育室の中に2か所ほど待つ場所を決めてそこで待てるように少しずつトレーニングしています。
待つ場所にはマーキングなどをすると「ここで待つ」ということが分かりやすいです。
0歳児などの場合は、待ってもらわなくてはいけない場面では、おもちゃや絵本などを準備し、触って欲しくないものを触ることを防ぐことをおすすめします。
保育園でも、保育準備などをするときはわずかな待ち時間でも、おもちゃや絵本などを出して危険な場所に行ってしまうことを防いでいますよ。
おむつと服を連続で着せない
お風呂の後にはおむつと服を着せます。
2人以上同時にお風呂に入れる場合は、おむつから服まで連続で着せないで、1人目おむつ→2人目おむつ→3人目おむつ→1人目服→2人目服→3人目服・・
というように、まずおむつだけを全員に着せて次に服を着せる手順をおすすめしますよ。
タオルで身体を拭くとはいえ、入浴直後は身体が湿っているため、服が着せにくいです。2人目3人目のおむつを着せている間に1人目の身体が乾いてきて服を着せやすくなります。
ほんの少しですがお風呂の効率がアップします。
まとめ
ワンオペで2人以上の子どもをお風呂に入れるときに活かせるプチノウハウを3つ紹介してきました。
一方、ワンオペでお風呂は非常に大変なので、適度に手を抜くことも必要ですよ。