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人生に悩んでいる人へ。セネカの名言「生きている限り…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はルキウス・アンナエウス・セネカ(Lucius Annaeus Seneca)の名言をご紹介します。セネカ(紀元前1年頃~紀元後65年)は古代ローマの哲学者です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいセネカの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に悩んでいる人へ。セネカの名言「生きている限り…」英語&和訳(偉人の言葉)

“As long as you live, keep learning how to live.”

「生きている限り、生き方を学び続けなさい」
セネカ(古代ローマの哲学者)

人は何のために生きるのか。人が生きる意味は心を鍛えることにあるのではないかなと。
死後の世界があるとして、その世界に何を持って行くことができるだろうかと。肉体を持って行くことはできませんよね。お金を持って行くこともできませんよね。
唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは魂だけだと思うのですね。

「あなたはあと1年の命です」と、もし仮にそう宣告されたら残りの人生をどう生きるべきか。
仕事を辞める。旅行に行く。愛する人と共に過ごす。
死というのは特別なことではないと思うのですね。人はいつか必ず死にますよね。平均寿命で言えば今日生まれた人も100年後にはこの世にはいない。生まれた瞬間に余命宣告されているようなものだと思うのですね。
残りの人生があと何年であろうが、今日すべきことは変わらない。自分の心を鍛える。少しでも成長した姿で人生を全うする。
成功も失敗もけがも病気も、全ては自分の心を磨くための修行なのだと。

人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はセネカの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『セネカの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、セネカの名言を15句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「人生・生きがい」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「人生」や「生きがい」に関する世界の偉人たちの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.”

「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」
チャールズ・チャップリン(イギリス出身の喜劇俳優)

“The two most important days in your life are the day you are born and the day you find out why.”

「人生で最も大切な日とは、自分が生まれた日と自分が生まれた意味が分かった日である」
マーク・トウェイン(アメリカの作家)

“To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.”

「生きるとは、この世で最も稀なことである。ほとんどの人は、ただ存在しているだけなのだ」
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人・劇作家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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