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久保裕也の活躍が見たい。メジャーリーグサッカー(MLS)開幕! 高年棒選手ベスト10

林壮一ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属
久保のいるシンシナティーはオハイオリバーが流れる美しい街だ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ズラタン・イブラヒモビッチ、ウェイン・ルーニーは去ってしまったが、米国のサッカーは展開が速く、見応えがある。現役メキシコ代表選手や、アルゼンチン、ポルトガル、コロンビア、日本の元代表選手たちが集まっているのだから、面白くない訳がないhttps://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20200222-00163913/

 

 さて、今シーズンのMLS高額年俸プレーヤー10名をリストアップしてみよう。

1)ハビエル・"チチャリート"・エルナンデス(LAギャラクシー メキシコ代表 31歳)720万ドル

2)マイケル・ブラッドリー(トロントFC アメリカ代表 32歳)650万ドル

3)ジョジ―・アルティドーレ(トロントFC アメリカ代表 30歳)633万ドル

4)カルロス・ベラ(ロスアンジェルスFC メキシコ代表 30歳)630万ドル

5)アレハンドロ・ポズエロ(トロントFC スペイン出身 28歳)380万ドル

6)ジョセフ・マルティネス(アトランタ・ユナイテッド ベネズエラ代表 26歳)305万ドル

7)セバスチャン・ブランコ(ポートランド・ティンバーズ 元アルゼンチン代表 31歳)285万ドル

8)ナニ(オーランドシティSC 元ポルトガル代表 33歳)248万ドル

9)ディエゴ・ヴァレリ(ポートランド・ティンバーズ 元アルゼンチン代表 33歳)241万ドル

10)ゲスタボ・ボウ(ニューイングランド・レボリューション アルゼンチン出身 30歳)210万ドル

 イニエスタは別格だが、総じて見ればJリーグよりも稼げるかもしれない。

 MLSスカウトがリベルタドーレス杯や、北中米チャンピオンズリーグを頻繁に訪れ、南米選手を獲得している点が大きい。また米国では広大な一施設内に、芝のグラウンドを10面、20面と作り上げることが可能な点もアドバンテージだ。

 気になるFCシンシナティーの久保裕也だが、地元メディアの取材に英語で応じている。当地に生きたボクシングの元世界王者、アーロン・プライアーは「シンシナティーは保守的な地だ」と語ったが、ゴールやアシストを量産し、チームの顔となってほしい。

ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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