【離乳食】「ひとさじ」からスタートってどれくらい?小さじとは違う?管理栄養士が解説!!
離乳食を始める時に目にする「ひとさじ」
小さじと違う?どれくらいの量?と悩んだことがありませんか?
また、ひとさじから始める本当の理由を説明します。
小さじとは違うのか?
離乳食の本だと、ひとさじ・小さじと表現方法が異なりますが、どちらも同じ意味で使われています。補足で1さじと書かれていることが多いです。
どれくらいの量?
小さじ1が5mlのため、ひとさじも5mlということになります。そのため5mlずつ準備するということになります。
ひとさじと表現している理由
小さじで統一してほしいところですが、授乳離乳ガイドでは「ひとさじ」と表現しているためです。
なぜひとさじなのか・・あくまでもひとさじは目安でお子さんの様子を見ながら少しずつ与えるものだからです。
こちらの支援ガイドの説明をすると、
ひとさじ(5ml)の量を離乳食スプーンで少しずつ与えましょう。と言うことになります。ややこしい言い回しですね。
ひとさじから始める本当に理由
無理せず少しずつ慣れさせていくこと。決められた量を必ず食べることではありません。
また以下の理由もあります。
・アレルギー反応が出ないか確認するため
・便の様子が変わるため(母乳・ミルクの液体から離乳食の個体に変化する)
よくある疑問
①ひとさじを完食しないと次の食材にいけないのか
②ひとさじ単品をいつまで与え続けるべきか
①野菜やお粥であればアレルギーの可能性は極めて低いです。
1、2口食べてアレルギーの反応がなければ次の段階に進んでも構いません。
【0歳児のアレルギー原因食物】
1位鶏卵 2位牛乳 3位小麦
+たんぱく質は慎重に進めましょう。
食物アレルギーについて(明治さんのHPが分かりやすかったです)
②こちらも同様、初めて与えてみてアレルギー反応がなければ混ぜて与えても構いません。
例えば・・お粥にニンジンを添えるなど。一緒に与えることで食べ進むが良くなることもあります。
最後に
簡単にまとめると、離乳食の本だと「ひとさじ」も「こさじ」も同じ意味です。ひとさじ(小さじ1)の量を用意し、離乳食スプーンで少しずつ与えていく。しかし必ずしも量にこわらず少しづつ食材を慣らしていくことが大切。
初期食におすすめなスプーンはInstagramの投稿でまとめています。