住宅不足のオランダで自治体が施行!住宅所有者たちが驚愕する強制力とは?
オランダ在住で日本人夫婦の日常生活を漫画ブログ等で発信している樫山ひかです。
オランダでは住宅不足問題が長い事問題となっています。増える人口に対して圧倒的に住宅が少ない。そんな住宅に対して都市部の自治体が強制的に動き出しました…。
オランダでは新興住宅も作っていますが増える人口に対して物件数がなかなか足りてません。
築100年の物件も多いのですが、オランダの不動産価値は下がることがありません。買った時の金額よりも売る時の方が上がるので、投資家たちに買い占めが行われています。
その為、賃貸でも家賃高額で借りる条件も厳しく、なかなか若者たちが実家を離れられなくなっています。
そんな住宅不足問題を解消するために、一部の都市では自治体が強制力を施行。
6か月以上空き家の物件所有者には罰金。またその物件は、自治体の強制力で「家賃の金額も決めて所有者の意思関係なく貸しに出す」というものが行われています。
普段からも庭の木を切ったり、外壁を変えたりするにも自治体の許可が必要だったりするので、たとえ所有者の物件でも自治体の力が大きかったりします。
物件所有者たちからは、反対の声も上がっていますがこれに対して自治体からは「これだけの住宅不足問題が起こっているのに、空き家にしておくのは勝手すぎる!」と怒りのコメントしています。
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ー樫山ひかー
オランダ在住のエッセイ漫画家。日本人夫婦目線によるオランダでの日常生活や海外で出会ったネタやクスっと笑える漫画を紹介。ライブドア公式ブロガー。ブログ、インスタ、Twitterで毎日漫画を更新中!
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