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【杉並区】杉並ゆかりの芸術家の仕事場も。「南川三治郎写真展」が開催中!

酔街草エディター・ライター(東京都杉並区)

マルク・シャガール、ジョルジュ・デ・キリコ、サルバドール・ダリなど20世紀を代表する芸術家のアトリエを取材・撮影した『アトリエの巨匠たち』(朝日ソノラマ、1980年)で日本写真家協会新人賞を受賞。

一躍、時代の寵児となった南川三治郎(みなみかわ・さんじろう/1945ー2018)の写真展が「杉並区立郷土博物館 別館」にて開催中だ。

海外の芸術家のみならず、日本の著名な画家や小説家の仕事場にも着目して、その人物像や創作の様子を写真に収めつつ、多数の著書を残した南川三治郎。

その中には中川一政(なかがわ・かずまさ/1893ー1991)、鈴木信太郎(すずき・しんたろう/1895−1989)、開高健(かいこう・たけし/1930−1989)など杉並にゆかりのある人物も含まれている。

偉大なる巨匠たちのアトリエや仕事場自体が、いかに美意識が高かったかを教えてもらえる本展。

閑静な住宅街の一画にある「杉並区立郷土博物館 別館」にて、終生に渡って芸術家たちの仕事場を追求し続けた南川三治郎の足跡を辿ってみてはいかがだろう。

パネル展示のほか、貴重な資料も公開されている。学芸員による展示解説は、9月21日(土)14:00〜14:30に開催される。(事前申し込み不要)
パネル展示のほか、貴重な資料も公開されている。学芸員による展示解説は、9月21日(土)14:00〜14:30に開催される。(事前申し込み不要)

岡本太郎のアトリエ風景。
岡本太郎のアトリエ風景。

開高健のお馴染みのポーズが懐かしい。
開高健のお馴染みのポーズが懐かしい。

南川三治郎写真展 巨匠たちの仕事場〜杉並ゆかりの芸術家を中心に〜

会期:2024年6月15日(土)〜9月23日(月・祝)

場所:杉並区立郷土博物館 分館

住所:東京都杉並区天沼3−23−1

電話番号:03ー5347−9801

アクセス: JR中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅北口より徒歩10分

開館時間:9時〜17時

休館日:月曜日、第3木曜日、祝日は開館、翌日休館

観覧料:無料

杉並区立郷土博物館分館

「スギナミ・ウェブ・ミュージアム」において、本展と提携したデジタル展示も開催中。

展示期間:2024年8月1日(木)〜2025年7月31日(水)

エディター・ライター(東京都杉並区)

中央線沿線の街並みとお酒をこよなく愛する、元・雑誌編集者です。長年に渡って杉並区の荻窪に在住。居酒屋、グルメに関する話題・スポットをはじめ、季節のイベントなどを中心に、皆さんの役に立つ情報を発信して行きます。

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