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【杉並区】「荻外荘」完成記念のフォトラリーに参加して、荻窪の街の良さを発信しよう!

酔街草エディター・ライター(東京都杉並区)

「荻外荘(てきがいそう)」は、荻窪駅の南口から徒歩で10分ほど歩いた閑静な住宅街にあり、大正天皇の侍医頭を務めた医学者・入澤達吉(いりさわ・たつきち)の別邸として昭和2年に建てられた。

その後、内閣総理大臣を務めた政治家・近衞文麿(このえ・ふみまろ)に譲渡され、昭和12年の第1次内閣期から昭和20年12月に自決するまで過ごした場所である。

昭和前記の政治の転換点となる重要な会議が数多く行われた場所であることから、平成28年3月、国の史跡に指定されていたのだが、その後、地域住民から「荻外荘」を保護する声が上がり、2014年から本格的な「荻外荘復原・整備プロジェクト」が開始され、この度ようやく復原整備が完成して、2024年12月9日(月)から一般公開の運びとなっている。

酔街草も昔、この近くに住んでいたことがあったのだが、当時は高い塀に囲われ鬱蒼とした樹々が垣間見える屋敷跡だったと記憶している。

よもや昭和の激動の史跡とは想像だにしなかったのだが、これを機会に訪問してみることにしたい。

荻外荘公園

開園時間:午前9時から午後5時(最終入園午後4時30分)

休園日:水曜日、年末年始(12月29日から1月1日)ただし、2024年12月11日、18日、25日の水曜日は開園

荻外荘観覧券:一般300円、小・中学生150円

荻外荘公園

グリーンスローモビリティが便利!

グリーンスローモビリティのバス停から観た「荻外荘公園」。
グリーンスローモビリティのバス停から観た「荻外荘公園」。

グリーンスローモビリティは、荻外荘公園の開園に合わせて、2024年11月25日に運行開始した杉並区の公共事業。

荻窪駅南側地域を「荻窪駅西口」→「大田黒公園」→「荻外荘公園」→「桃井第二小学校」の順に周回する、1周約2.5kmの路線だ。

5人乗りのカート型と7人乗りのミニバス型の2種類が有り、大人・子供1乗車100円(未就学児は無料)。

酔街草も試しにカート型に乗車して「荻窪駅西口」から1周してみたが、所要時間は20分くらいだった。

ゴルフカートが街中を走ると言うのはなかなか爽快である。バス通りから住宅街の小道に入ると、まるでテーマパークの中でも走っているような気分になれる。小さな子供が喜びそうだが、大人だって充分楽しめるだろう。

搭乗した日はたまたま暖かかったのだが、真冬は風が入って少々寒そうだ。ま、移動時間が短いのでさほど苦にはならないだろう。

これから紹介するフォトラリーにも、是非、活用していただきたい。

グリーンスローモビリティ

荻外荘完成記念「フォトラリー 荻窪のトリコ! 自然と文化とご飯と私」

荻窪にはいろいろなものがある。

たくさんの緑に囲まれた、心が安らぐ「自然」。

歴史を感じ、気持ちをワクワクさせる「文化」。

ハートを満たして、笑顔にしてくれる「ご飯」。

そして、そんな荻窪を巡る「私」。

一度来たら、みんな荻窪のトリコ!

荻外荘公園の完成を記念し、様々なイベントが開催される予定だが、フォトラリーマップをもとに、荻窪の見どころや名所を巡るフォトラリーが面白そうなので、参加してみてはいかがだろう。

開催期間:2024年12月9日(月)~2025年1月8日(水)

対象:スマートフォン等によりインスタグラムを利用できる方

投稿の流れ:

①参加者は、区の施設などで配布されるフォトラリーマップをもとに、コースを選 び撮影スポットを巡る。 ② コース内の指定スポット(計 4か所)で、お題に沿って写真を撮影。 ③ 撮影した写真を「♯荻窪のトリコ」をつけて Instagram に投稿。 ④ 投稿された写真の中から選ばれた優秀作品は 30秒の動画に編集され、TOKYO MX で放送。 ⑤ 投稿された写真は、荻窪の魅力を発信するパネル展などでも公開。

<スペシャルイベント>

日時:2024年12月21日(土) 11:00~11:40
会場:荻窪タウンセブン8階 タウンセブンホール(ホールC)

募集人数:50名
出演:小原ブラス
申込期間:2024年12月1日(日)~ 12月10日(火)

公式サイト

エディター・ライター(東京都杉並区)

中央線沿線の街並みとお酒をこよなく愛する、元・雑誌編集者です。長年に渡って杉並区の荻窪に在住。居酒屋、グルメに関する話題・スポットをはじめ、季節のイベントなどを中心に、皆さんの役に立つ情報を発信して行きます。

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