平和を願って「アンネのバラ」が咲いています。国立市役所、図書館、公民館、市内小学校など(国立市)
アンネのバラを知っていますか?「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクを偲んで、ベルギーの園芸家がつくった新種のバラです。国立市では、平成12年の「国立市平和都市宣言」の記念植樹として郷土文化館に苗木が植えられたのが最初だそうです。それからボランティアの人たちの手で苗木が育てられ、市内各所に広がってきました。
1本の枝から咲いていますが、次々に色が変わっていく不思議なバラです。平和を願って育て、手入れをし、そしてバラを鑑賞していることと思います。
撮影したのは、富士見通りの国立市公民館前です。バラの花が、道行く人を楽しませています。
市役所西側広場には、「平和祈念の像」を取り囲むようにアンネのバラが咲いています。他にも中央図書館前の花壇や、市内小学校などで見られます。
案内板には「国立市平和都市宣言」の文章が記載されています。詳細は国立市HPで確認ください。
アンネのバラについての取り組みと「アンネのバラマップ2021」は、2021年3月発行の「国立新書創刊第1号 日常と平和」に掲載されています。