ラーメンが有名な旭川市ですが、実は市町村別で作付け面積日本第三位を誇るそばの産地です。ちなみに、1位は幌加内町、2位は深川市です。

「江丹別そば」は、旭川の中心部から北に約18km離れた江丹別地区で栽培されるブランドそば。

今回は、そんな「江丹別そば」を味わえるおそば屋さんを紹介します。

東光11条4丁目、ホクレンショップ東光店の敷地内にある『そば処 かまだ家』の前には「江丹別そば」ののぼりが立っています。

神居町富沢で創業して、ここの移転してきたらしいです。

カウンターの端に座ると、出てきたのは水ではなく冷たい「韃靼そば茶」。

薄めでしたが、香ばしいそばの香りがします。

壁に掛けられたお品書きでは、冷たいおそばを温かい汁につけて食べる「温もりそば」がおすすめと書いてあります。

今回は、奮発してお店で一番高い「鴨せいろそば」を注文してみました。

江丹別そばを使った二八そばに、鴨と焼きネギが入った温かいつゆ。

以前は、サービスでそば飯が添えられていましたが、今回はありませんでしたね。

鴨肉は臭みがまったくなく脂が甘くて美味しいですね。濃いめのつゆはカツオ節の香りにネギの香りが加わって、鼻と食欲をくすぐります。

山椒が添えられていて「お好みでどうぞ」ということでしたので、そばに少しかけて食べてみました。

そばに山椒の上品な香りが加わって、なんとも贅沢な味わい。

ランチで1,000円超えは、筆者としてはかなりの贅沢でしたが満足できました。