キャンプの薪、どうやって割る?焚き火に必須の薪割り道具3種類【キャンプ道具】
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
この春からキャンプを初めてみようと考えている方、「何を買ったらいいの?」と悩んでいませんか?
キャンプ歴も5年を超えた僕の、色々なキャンプ道具を使ってきた経験から「初心者の方へおすすめできるキャンプ道具」を、いくつかの記事に分けてお送りしています。
今回はキャンプと言えば「焚き火」ということで、焚き火をする際に必須の「薪割り」を簡単に行うには?ということを記事にしてみました。
購入した薪はそのまま焚き火には使えない
キャンプ場やホームセンターなどで、薪を購入して焚き火をするという人がほとんどだと思います。
ですが、市販の薪は太さや乾き具合にもよりますが、割って細くしないと燃えてくれない物が多いため、薪割り道具を用意する必要があります。
薪割りをするために用意する道具は、大きく分けると3種類の方法があります。
ナイフやナタ、斧で割る
斧で薪を割る
斧で薪を割る風景は、見たことのある人も多いでしょう。
手斧と呼ばれる小さめの斧は携帯性も良く比較的扱いやすいですが、しっかり足を開いて振り下ろした刃が当たらないようにするなど、安全面への配慮が必要です。
重さがあり狙った所に当たりにくいため、慣れるまでは難しいかもしれません。
やり方1…薪割り台の上に薪を乗せ、両足を開いて刃先が足に当たらないようにして振り下ろす
やり方2…斧と薪をくっつけ、軽く薪割り台に打ち付けながら食い込ませていき、叩きつけて割る
ナイフやナタで薪を割る
ナイフやナタで薪を割りたい場合、必ずフルタングの物を選ぶようにしましょう。
フルタングとは、刃先から持ち手までが1枚の金属でできている物のことです。
携帯性を重視して折りたたみ式の物を選びたくなりますが、フルタングでない物を使って薪割りをすると、ナイフが柄の部分から折れたりしてダメになるので注意。
やり方…薪割り台の上に薪を乗せ、ナイフやナタをくっつけて、もう1つの手に薪を持ちナイフやナタに打ち付けていく
クサビで割る
最近人気のある薪割りの仕方として「クサビを使用する」やり方があります。
テントなどの設営に使うハンマーでクサビのお尻部分を叩き、薪に食い込ませていきながら割る方法で、乾燥した薪であれば比較的簡単に割ることができます。
乾燥が十分でないなど、割りにくい薪もあるので注意が必要です。
※サイズが大きな丸太用もあるのでサイズにも注意
やり方…薪割り台の上に薪を乗せ、クサビのお尻をハンマーで叩きながら薪に食い込ませていく
薪割り器で割る
一番簡単でおすすめなのが「薪割り器」を使う方法です。
発祥は海外らしく、母親が薪割りで大変な思いをしているのを改善したいと考えた少女が考案した物なんだそう。
その効果は素晴らしく、これまでに紹介した種類の中でも一番簡単に薪を割ることができます。
薪割り器の上に薪を乗せ、上からハンマーで叩くだけで下側にある刃に薪が食い込み、楽に割れてくれます。
ナイフやナタ、斧だと家族で使うには安全面で不安があることもありますが、薪割り器なら刃を触ることもないので安心。
薪そのものをハンマーで叩くため、当たる面積も大きく、空振りせず使いやすさに繋がっています。
やり方…薪割り器の上に薪を乗せ、上からハンマーで叩きながら割る
僕はキャンプを始めたての頃は斧を使っていましたが、持ち運びやすいフルタングナイフを使うようになり、今では薪割り器を使うようになりました。
ソロキャンプだけでなく、ファミリーキャンプをする人の場合も、子供にも簡単に扱える薪割り器はおすすめです。
薪割りをする時間にも注意が必要
深夜や早朝に薪割りをする人はキャンプ場に1人くらいはいたりしますが、「カーン!カーン!」という音は深夜や早朝だと気になる人も多いです。
夜にキャンプ場に到着するようなら
- 前もって薪を割っておく
- 焚き付け用の燃焼材を多めに用意しておく
などの工夫が必要です。
また、早朝に焚き火をしたくなった時のために、前日の焚き火をしている間に朝用の薪を小割りにしておくと良いです(焚き付けを常に多めに持っておくといつでも焚き火ができるので便利)。
まだまだ焚き火が楽しい季節なので、みなさん良い焚き火ライフを!
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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