テレビばっかり見ている子に効果的だった!小学校の先生が実践した3つの方法
テレビは子どもにとって楽しくて興味深いものですが、見過ぎると悪影響もあります。ふだんの日のテレビ・ビデオ(DVD)視聴時間の平均は、小学生2時間1分(121分)、中学生2時間15分(135分)、高校生1時間56分(116分)と中学生が一番多いのだそうです(ベネッセ教育総合研究所)。テレビばかり見ている子どもにママとしてどう対応したらいいのでしょうか?小学校の保護者がやっている方法をもとに、私が試して効果のあった3つの方法を紹介します。
1.録画予約することで安心させる
テレビの見る時間を制限したいときは、子どもが見たいと思う番組もあることをわかってあげたいですよね。ただ、子どもの様子を見ていると、特に「見たい!」と思っているわけではないのに、ずるずると何となくテレビを見ている時もありました。大人だってそういう時はありますよね。でも、これってただの時間の浪費ですよね。
これで解決!!
そういう時は、「どうしても見たかったら録画して、お風呂に入ろう。」と声をかけます。録画すれば後で見ることができるので、子どもは安心します。CMに入ったタイミングで声をかけると、高確率で成功します。
こんないいこともある!
撮り溜めした番組は全て見るわけではありません。そのうち、撮ったことも忘れたり、その番組自体に興味がなくなったりして、テレビを見る時間は次第に減っていきます。また、録画予約することで、子どもは見たい番組の優先順位を考えるようになりました。
2.教育系の番組は親子団欒の時間にする
小学校の高学年になると思春期に入り、親子の会話も減ってくることもあります。共通の話題を見つけることも難しいですよね。でも、テレビをつけると意外と共通の話題を見つけることができます。
これで解決!!
教育系のクイズ番組がおすすめです。番組を見ている最中に、「実はこれ、5年生の理科の授業で勉強するんだよ。」「6年生で勉強することを正解したの!?すごいじゃない!」と声をかけるようにしました。しばらくすると、子どもが「これ知ってる!社会の歴史で出てきたよ!」なんて言う会話も出てきて、子どもの興味関心や思考を理解することができました。また、親が間違えて、子どもが正解すると得意げな顔になるなど、微笑ましい家族団欒の時間を過ごすことができました。
こんないいこともある!
教育系の番組はうまくできていて、「へぇ〜。」と思うようなことや、授業で学ぶ内容も面白おかしく紹介することもあり、見ている人を飽きさせない工夫があります。子どもにとって、勉強という感覚じゃなくても、実は学びの機会になっているんですね。ジャンルはたくさんあるので、動物や自然、歴史や科学など、子どもが興味を持ちやすいテーマの番組を見せてあげました。
3.CM中に勉強する
テレビを見ていると、ついつい時間を経つのを忘れて、勉強する時間がなくなることがあります。みなさんのお子さんはどうですか?でも、CMをうまく使うと、勉強の効率もUPしますよ。
これで解決!!
CM中に勉強する時間を作りましょう。番組や放送局によって異なりますが、一般的なテレビ番組では、CMが1回入る場合、そのCMの時間は通常は約2〜3分程度であると言われています。ただし、番組や放送局によって異なります。特番だと頻繁にCMが入ることもありますよ。この時間を使わない手はないですよね。例えば、CM中は九九などの暗唱や暗記をすることができます。また、CM中に漢字や計算の3問テストをすることもできます。
こんないいこともある!
CM中に勉強することで、かなり集中力を高めないといけません。子どもはいつCMが終わるかわからないわけですから、躍起になって取り組みます。CM中に九九が言えなかったら、悔しがって番組が始まってるのに練習するなんてこともあります。ちょっとした隙間時間をつくって、勉強することも効果が高いです。
まとめ
一見、「テレビを見るのが悪い」と思ってしまいがちですが、そうではありません。要はテレビをどう利用するかが大切です。ちょっとしたひと工夫で、親も子も楽しい時間が過ごせることを願っています。
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