【さいたま市】惜しまれつつ閉店した、あの伝説のお店がはやくも大宮南銀座に再登場?
昨年末に起こった大宮の大ニュースと言えば、あの日高屋の元祖とも言える、大宮南銀の「来来軒 大宮南銀座店」が閉店したことでした。1975年にオープンし、実に半世紀ほども大宮の胃袋を支えてきたお店の閉店は、数多くの人に惜しまれ大きなニュースにもなっていたため、覚えている方も少なく無いのではないかと。そもそも「来来軒」は日高屋グループでも特別枠というか、数少ない業態だったので、このまま西口のお店も閉店し、大宮の地から無くなってしまうのでは…という懸念もありました。
しかし!その来来軒が、大宮東口、しかも元々来来軒があった場所からすぐのところに復活した!という情報を耳にしまして、さっそく訪問してきました。
場所は以前の来来軒から少しだけ大宮駅側に戻ったところ。実はこちら、以前は「大衆酒場HIDAKA 南銀座店」があった場所。大衆酒場時代に訪れた事がある方もいるのでは。
来来軒といえば、ヘビーユーザーにはわかるあの「なんとなく日高屋と違う感じ」があったと思うのですが、こちらのお店は「新しい来来軒」というレアな雰囲気もあってか、どちらかというと日高屋っぽさが全面に出ている雰囲気です。
そして最新のセルフタブレット注文を導入しているなど、これは…コロナ時代の来来軒!と感じてしまいました。とはいえもちろんメニューは来来軒になっていますので、ご安心を(来来軒独自のおつまみメニューが残っていたかどうかは確認し忘れてしまいました、すみません)。
せっかくということで、この時期は鉄板の「チゲ味噌」を頼みました。が、ここで問題発生!タブレットからのオーダーの場合、麺の種類/かたさを選ぶ項目がありません。チゲ味噌といえば「細麺かため」が黄金ルールと思っていましたので、これはピンチです。
そこでセルフ注文の中で申し訳ないながらも、店員さんを呼びます。なんでもこういう場合は、タブレット注文の前に店員さんに声かけをして、カスタマイズをお願いすることで、タブレットオーダーと同時に「いまのチゲ味噌、細麺かためでお願いします!」といったコールをしてもらえるんだそう。あくまで「先に」ということが重要で、麺はオーダーと同時くらいに茹で始めてしまうことがあるので、いらぬ失敗を避けるためにも、先に言っておくのがいいですね。焼き加減とかなら後からでもいいんですけどね…。
なお、お店の方にうかがったところ、スタッフは以前の来来軒のスタッフがそのまま…というわけではなく、主にオープニングスタッフとして募集された方が働かれているそうで、以前のお店の方を求めて…みたいなことは難しいみたいです。もうこれは、次世代の来来軒として楽しむのが正しいですね。ここがうまくいけば、来来軒ブランドが増えていくかもしれません?
なお、最後にチョイ情報ですが、こちら以前のお店の名残で、ビル手前と奥の両方に入り口があります。おそらく史上はじめて複数の入り口がある来来軒なのではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)。
ということで!南銀座の来来軒に想いを馳せている方は、ぜひ一度こちらのお店を訪れてみてください!新しい来来軒がそこにはある!
来来軒 南銀座店
埼玉県さいたま市大宮区仲町1-7-2
048-641-1890
11:00〜2:00(1:30 L.O.)
※埼玉県からの要請期間中、営業時間は21時までとのこと
店舗公式サイト