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妖艶な夜の紅葉にうっとり。イルミネーションで彩られた森のルミエール【神戸市・須磨離宮公園】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

須磨離宮公園のルミエールが今年も始まっています。「本園エリア」では、色とりどりのイルミネーションが噴水広場一帯にファンタジックな世界を作り出していました。

その噴水広場からトンネルを抜けて行く「植物園エリア」に、紅葉がライトアップされているそうなので向かってみることに。通り道にあるトンネルがとても可愛いことになっていましたよ。

クリスマスカラーに装飾されていて、この雰囲気だとトンネルの先はおとぎの国といったところですかね。夜は空気感が濃く、昼間のトンネルくぐりとはちょっと違ってドキドキします。

トンネルを出てすぐにある長い滑り台。そこから連絡橋を越えて「植物園エリア」へと向かいました。夜の紅葉鑑賞に来るのは初めてです。一体どんな風景が広がっているのでしょうか。

階段から見える大きな木々は、赤、黄、緑に彩られた森のようで迫力があります。今からその森の方へ向かって行きます。少し冷んやりした新鮮な空気が体の中に染み込んできて気持ちいい。

三段滝では、日本の山の中で見られるような「紅葉と滝」の風景が再現されています。ここでも照明の色が変化することで色んな世界観が作り出されています。

例えば、これはライトの白い光と、赤い照明で照らされた紅葉なのですが、満月と紅葉にも見えませんか?

他にも、背景が暗いので紅葉がくっきりと浮き上がり、裏側からライトで照らされた光で透き通っても見えます。

それにしても、夜の紅葉は妖艶ですね。道を歩くと、木々や土のほのかに甘いような香りが鼻腔をくすぐります。アスファルトで舗装された真っ直ぐな道ではなく、地形に沿って曲がりくねった土の道を歩く楽しさ。

和室の近辺で、至近距離で紅葉を映すとカラフルで可愛い紅葉が撮れました。最近の携帯は性能がいいので面白い感じに撮れたりしますね。ぼやけ具合は不自然ですが、それもまた良しです。

ちなみに、観賞温室も空いているのでそこに入ると南国の植物も見られます。建物を隔てて、全く生態が違う植物が間近で生息している不思議。そんなコントラストもぜひ楽んでみては。

須磨離宮公園のルミエール。噴水のイルミネーションと紅葉のライトアップ、それぞれ違った美しさを堪能できる良さがありました。どうぞ暖かい格好をしてお出かけくださいね。

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Suma Rikyu ルミエール2023 ~紅葉と噴水のファンタジー~

Suma Rikyu ルミエール2023~紅葉と噴水のファンタジー~情報ページ (外部リンク)

開催日:11月11日(土曜)~12月10日(日曜)までの土日祝日(計11日間)
時間:17時~20時(最終入園は19時30分)
場所:神戸市立須磨離宮公園
兵庫県神戸市須磨区東須磨1-1
TEL:078-732-6688
【もみじのライトアップ】植物園エリア 花の広場・もみじ道・みどり滝、他
【噴水広場イルミネーション】本園エリア 噴水広場

※開催時間中は、夜間イベントに合わせて観賞温室の開放時間を延長するほか、ボタニカルカフェ(植物園エリア観賞温室内)にて、おでん等温かい飲食販売を行います。
※記事制作にあたり、須磨離宮公園様にご協力いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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