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NBAファイナル第4戦は102-96でレイカーズ勝利。KINGレブロン4度目の王座へ

林壮一ノンフィクションライター/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属
4度目のNBAチャンプに向かう"KING"レブロン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 NBAファイナル第4戦は、102-96でロスアンジェルス・レイカーズが勝利を掴んだ。これでレイカーズの3勝1敗。Vまで、あと1勝だ。 

   1Q 2Q 3Q 4Q Total

LAL  27 22 26 27 102

MIA  22 25 23 26 96

 やはり、KINGはKINGだった。現地時間5日に行われた第3戦を落とした際、試合終了のおよそ10秒前に控室に向けて歩き出したレブロン・ジェームズ。あの瞬間から、既に切り替えていたのだろう。

 第3戦後、レブロンは語った。

 「心配ない。我々は今日の敗北を引き摺らない。レイカーズは、もっと巧みに戦える集団だ。次はヒートを凌駕して、そのことを証明する。ファンは俺たちの戦いぶりを楽しめるだろう」

 この日のレブロンは38分38秒プレーし、28得点12リバウンド8アシストをマーク。自身にとって4度目となるNBAチャンピオンに向かって、大きく前進した。ご存知のように、あと1勝すれば、所属チーム3つ目でのVとなる。

 レイカーズでKINGのコンビとなったアンソニー・デイビスは、41分31秒出場し、22得点9リバウンド4アシスト、そして4つのブロックを披露した。 

 ヒートのエースで、第3戦に圧巻のトリプル・ダブルを見せたジミー・バトラーは43分26秒コートに立ち、22得点10リバウンド9アシスト。https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20201006-00201567/

 左頚部を痛めたバム・アデバヨは33分22秒出場し、15得点7リバウンド1アシスト。6年連続でNBAファイナル出場中のアンドレ・イグダーラには、20分8秒が与えられ、3得点1リバウンドhttps://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20200930-00200691/

 左足底筋膜を断裂したゴラン・ドラギッチはプレーできなかった。

 次で決まるか。ヒートが意地を見せるか。レブロンのKINGっぷりから、目が離せない。

ノンフィクションライター/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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