春の訪れを告げるご飯のお供。いかなごのくぎ煮。今年は明石の「白川南店」からお取り寄せしました。
どうも~、日本各地の美味しいご飯のお供を紹介するおかわりJAPANの長船です。
関西人ならおなじみのご飯のお供「いかなごのくぎ煮」を紹介します。
「いかなごのくぎ煮」は淡路島や神戸・明石の郷土料理で佃煮の一種です。2月下旬から3月上旬ころにイカナゴ漁が解禁されます。その新物のいかなごを甘辛く炊いた「いかなごのくぎ煮」として食べることは関西人にとって春の風物詩としておなじみです。
かくいう私も大阪出身。22歳まで大阪におりました。 いかなごのくぎ煮をわざわざお取り寄せするという習慣はなく、スーパーや鮮魚店でいかなごそのものが売られているので、家でおかんが炊いてくれたりご近所さんがおすそわけしてくれたりと、身近な食べ物です。
大阪を離れ東京に住み約15年。 大阪にいたころは意識せずとも毎シーズン欠かさずに食べていたいかなごのくぎ煮ですが、東京ではお取り寄せでもしないとまぁ食べる機会はありません。
なので毎年春頃になるとお取り寄せしております。
今年2021年は明石市の魚の棚商店街の「白川南店」さんのいかなごのくぎ煮をお取り寄せしました。
炊き上がった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に似ていることがからくぎ煮と名付けられたそうです。
見た目は硬そうですが、口にいれると軟らかい。
砂糖と醤油をベースに甘辛い味付けで素朴な味わい。
ほかのご飯のお供だと変わり種のものに惹かれることが多いが、いかなごのくぎ煮に関しては変化球な味付けは不要。いかなごのくぎ煮らしいストレートな味、砂糖の甘みと醤油の香り、以上。 がいいです。(個人的主張)
「白川南店」さんのいかなごのくぎ煮を食べた印象は【やわらかさ】と【生姜の風味】。新物のいかなごのくぎ煮は基本的に軟らかいですが、他社のものと比較してもやわらかいように感じます。
噛むとホロリと軟らかい、さすが専門店のいかなごのくぎ煮。
製造元の担当者白川さんいわく
『うちのいかなごのくぎ煮は解禁直後の小さい「いかなご」を鮮度のいいうちに炊いています』
が理由だそうです。
軟らかいだけでなく味も美味しい。主張しすぎない生姜の効きが絶妙。
今回紹介されていただいたご飯のお供は兵庫県明石市にある商店街「魚の棚」に店舗を構える「白川南店」のいかなごのくぎ煮でした。
冒頭で述べたようにいかなごのくぎ煮は関西では家で作る、もしくは近所のスーパーでも手軽に買えるのでわざわざお取り寄せするという習慣はあまりない。だからお取り寄せするとなるとどこのいかなごのくぎ煮がいいのかを探すのが難しく、毎年迷っております。
ただ今年は、たまたま知り合った神戸のマスコミ関係の方に教えてもらいました。
さすが地元マスメディアの人がおすすめするいかなごのくぎ煮です。間違いない美味しさです。
【白川南店 いかなごのくぎ煮】
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おかわりJAPAN 長船