【元汚部屋歴10年】これじゃいつまでも汚部屋のまま!片づけの勘違いと対処法3選
現在40代の筆者は、20代から10年以上汚部屋で暮らしていました。何度も部屋の汚さに嫌気がさして片づけてもことごとく挫折を繰り返す日々。しかし今では片づけられるようになり、整理収納アドバイザーの資格まで取得。そんな筆者の過去を振り返り「これじゃ汚部屋のままかも!」と気づいた3つの勘違いとともに対処法をご紹介します。
1.1回だけ片づければキレイになる
汚部屋に住んでいた頃の筆者は部屋が物で溢れていても「たった1回」の片づけさえ頑張ればスッキリ暮らせて、この先も片づけなくていいと本気で考えていました。しかし、片づけはたった1回で済むものではありません。毎日の食事や排泄のように1日に何度も生きている限り続けなければいけない作業なのです。
「片づけても片づかない」と悩んでいる人もいるかもしれません。筆者もその1人でした。
勉強や運動と同じように、片づけも暮らしの質を向上させるには「たった1回」で終わるものではないと気づいたのです。
もし、たった1回の片づけが辛くて苦しい作業になっているのなら、ハードルを下げてみましょう。
・5分だけ床に落ちている物を片づける
・ゴミの日は冷蔵庫の中をチェックする
・帰宅したら座る前に不要なDMを捨てる など
このように片づけを少しずつでも続けられるようにすると暮らしやすくなるだけでなく、質も上がるはずですよ。
2.散らかさないように暮らす
キレイな部屋に住んでいる人は散らかさないように暮らしているんだと勘違いをしていた筆者。独身時代、1人暮らしで汚部屋ではないものの散らかった部屋を必死に片づけた筆者は「散らかさないように暮らさないと」と自分にプレッシャーをかけていました。
しかし物を持つたびに「散らかしちゃダメだ」と思うことがストレスになる日々。結局「後でまとめて片づければいいじゃん」と自らのルールを破り、あっという間に散らかしっぱなしの部屋に戻ってしまうのでした。
実は片づけられるようになった今でも部屋は散らかります。食事ともなれば調理で出た生ごみや食べ終えた食器、入浴なら使い終わったタオルなど。生活を営むうえで物を使うことは必要であり、使う以上散らかることも必然だと気づいたのです。
それからは「散らかっても困らない工夫」を心がけるようにしました。
・物の量を減らす
・いらない物はこまめに捨てる
・しまう場所を決める など
生活は散らかるものだと考えると、散らかってもストレスは軽減されますし物の量やしまう場所を決めておくと片づけに振り回されっぱなしにならずに済むはずですよ。
3.物はまとめておけば部屋はキレイになる
汚部屋で何度も片づけに挑む筆者がぶつかる問題のひとつが「どうしまえばいいか」でした。明らかなゴミは捨てればいいですが服や本は収納場所があるにもかかわらず、どこにどうしまえばいいか悩んでいたのです。さらに厄介なのが細々した物。服や本などハッキリしたカテゴリがないため途方に暮れていました。ついには全部箱や袋にまとめて入れて部屋の隅に置く始末。見た目スッキリするので「キレイになった」と勘違いをして、散らかるたびに物をひとまとめにして部屋の隅へ。いつしかたくさんの箱や袋で部屋が埋め尽くされてしまったのです。
振り返れば、物のまとめ方やしまう場所を考えておけば片づけで悩むこともなくスッキリできたと思います。
・服や本などカテゴリを混ぜない
・どんな物をまとめると便利か確認する
・まとめる箱や袋は制限をつけて定期的に見直す など
収納はしまいこむのではなく、物を使う時に取り出しやすくしまうものだと認識を改めてみましょう。試行錯誤を繰り返すうちにストレスのない収納場所や収納方法が見つかるはずです。
勘違いしたやり方にこだわらず様々な方法を試してみよう
汚部屋に住んでいた頃の筆者は、勘違いをしていた考えだけが正解であり自分にとって最善な方法だと思っていました。しかし、その考えこそが一番の勘違いだったのです。勉強や運動でも様々な方法を試して自分に合うやり方を見つけるように、片づけも失敗しながらいろんな方法を試してみることで自分に合う片づけ方に出会うはずです。片づけで悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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