2年ぶり、今年で9回目を迎えるドリンクラリー「囲酒屋神立（いざかやかんだつ）」。その名の通り、神立駅周辺の飲食店が参加して自慢のメニューや人気ドリンクをお得に楽しめるイベントです。どうやって参加できるのか、どんなふうに楽しめるのか。イベント初日に神立駅に降り立ち、初のドリンクラリーに参加してみました。

当日購入もOK！　チケット取扱店でパンフレットをゲット！

ドリンクラリー「囲酒屋神立」は、3枚つづりのチケットを購入するところからスタートします。

チケット販売店

アップルハウス（土浦市神立中央1-5-10）　MAP

㐂作（土浦市神立中央1-11-18）　MAP

そば源（土浦市中神立町32-6）　MAP

ひつじの小屋（土浦市神立中央3-19-6）　MAP

森繁商店（土浦市神立中央1-17-13）　MAP

神立ハイヤー（土浦市神立中央1-17-27）　MAP

ファミリーマート神立中央一丁目店（土浦市神立中央1-16-2）　MAP

ヘアールームオアシス（土浦市神立中央3-15-49）　MAP

ミート今井（土浦市神立中央1-5-8）　MAP

取扱店に直接出向いてスタッフさんに「ドリンクラリーのチケットありますか？」と尋ねてみてください。写真のようなチケット兼パンフレットを販売しています。

価格は3枚つづりで3000円。四つ折りになったパンフレットを開くと「囲酒屋神立」の参加店とチケットで楽しめるドリンク・料理メニューが記載されています。

パンフレットに紹介されている店名の脇に赤と緑の枠でAとBと書かれている部分があります。これはお店が属するグループのアルファベット。例えば「盛栄」に出かける場合には赤いAグループなので、パンフレットにあるAのチケット部分を切り取ってお店の人に手渡します。

そうすると、オレンジ色の文字のメニューが提供されるという仕組みです。

青いAB共通チケットは、A、Bのグループどちらでも利用できるチケットです。

今回参加する店舗数はなんと31店舗。夜だけでなくランチタイムに活用できるお店もあるので、例えば夜にAとBグループのお店を1店舗ずつ回って、翌日のランチタイムは人気の天ぷら屋さんやそば屋さんでお得なセットを楽しむということもできるんです。もちろん3枚ともランチ使用でもOKです。

ドリンクラリー通に学ぶ、チケットの扱い方

過去9回、皆勤賞でドリンクラリー「囲酒屋神立」に参加しているという常連さんにチケットの扱い方を見せてもらいました。

パンフレットを購入したら、チケット部分をミシン目に沿って切り取ります。

チケットはすぐにお店に差し出せるようにさらにA、B、ABチケットを切り分けておきます（あまりにも手際が良すぎて、写真がぶれてしまいました！）

チケットはお財布にしまい、パンフレットはガイドブック的に持ち歩きます。なお、使用したパンフレットにはお食事券がもらえる応募用紙もついています。ドリンクラリー開催期間中に必要事項を記入してお店の人に渡すだけ。チケットを切り取ったときに応募用紙にも記入をしておいて１件目のお店で応募しちゃいましょう。

抽選にはなりますが、今回の参加店で使える3000円相当のお食事券がもらえます。

【ドリンクラリー1軒目】ふぐ・あんこう㐂（喜）作

チケットの準備も整いましたので、いよいよドリンクラリーを楽しみます。最初に訪れたのは、以前取材でもお邪魔したことのある「ふぐ・あんこう　㐂作（きさく）」。

高級感があるので、足を踏み入れることに躊躇してしまっていましたが、この機会をチャンスに１件目のお店として入店しました。

「㐂作」に入店して、Bチケットをスタッフさんにお渡ししました。

イベントメニューとして楽しめるのは、昼はソフトドリンクと喜作御膳「花」、夜は生ビールかハイボール、ソフトドリンクと常陸牛のローストビーフです。

「お待ちどうさまー」と満面の笑顔でローストビーフを運んできてくれたのは「㐂作」の大女将のレイコさん。神立盛り上げ隊の隊長的な存在の女性です。とっても緊張しながら入店しましたがこの笑顔に心がほどけます。

あまりの美味しさに撮影前にちょっと食べてしまったのでお皿が少々汚くてすみません。こちらが「㐂作」の夜のイベントメニュー。ハイボールはジョッキで運ばれてきて、ジューシーでいてやわらかなローストビーフもボリュームたっぷりです。

これで1000円分はかなりお得。大女将さんとお話が楽しめたのも楽しい思い出になりました。

【ドリンクラリー2軒目】タイ料理 バーンマイ

Bグループの「㐂作」で神立の魅力に浸った後は、Aグループのチケットを使うべく、タイ料理のお店へ。神立駅北口から徒歩3分ほどの場所にある「タイ料理 バーンマイ」です。

お店に入ると、恐らくその場にいた日本人は私たちだけ。店の雰囲気もタイなら、メニューもタイ語。旅行気分を味わえてそれだけで得した気分です。

イベントメニューを見ると「ビール＋タイの日替わり料理」とあります。さて、今日はどんなメニューが味わえるのでしょう。

ドリンクは、ビールとありながらもタイジュースやタイコーヒーなどのソフトドリンクも選べます。アルコールメニューは、瓶ビールのほかに、なんと生ビールやハイボールも対象です。

「郷に入れば郷に従え」。はたして神立にいながらタイ気分を満喫しているだけなのでこの言葉が適切かどうかは謎ですが、タイ料理のお店にきたのでタイビールを注文しました。グラスはなく、瓶から飲む現地スタイルなのもまた一興です。

とても人気があるお店なので、料理が運ばれてくるまで少し時間がありました。「その間、これでもどうぞ」と茹で落花生のサービスが。

どうしましょう、もうこの段階でお腹がいっぱいになってきました。

ほどなくして料理が運ばれてきました。スパイシーなタレに付けながら味わう豚肉のグリル（チャーシュー）と鶏肉の炒め物です。なんとこれで１人前。かなりのボリュームです。

パンフレットには「タイの日替わり料理」とありますが、イベント期間中は特別にこのワンプレートが提供されます。鶏肉の炒め物はビールが進むホットな味付けで、豚肉は芳ばしくてとってジューシー。これ、ハマります。

ドリンクラリー３軒目は…

２軒でお腹も心もすっかり満たされてしまい、3軒はしごを達成できず…。

まだAB共通チケットが残っているので、10月1日（木）までにもう一度出向こうと思います。

神立にはたくさんの飲食店がありますが、こうしたイベントがあることで気軽にのれんをくぐることができるのが魅力です。食べておいしく、スタッフさんとの出会いも楽しい、最高のイベントです。この機会に神立の魅力にぜひ浸ってみてくださいね。