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親に文句を言う中学生には共通点があった?教師が実践した「親子関係を改善する」日頃やるべき3つの声かけ

ナナホシ教育/子育て/学校

中学生の子どもから「うるさい!」などと文句を言われ続けて、お母さんたちはイライラが募るのも無理はありません。でも、その気持ちを理解し、共感的に接していけば、この難しい時期を乗り切れるはずです。そのためのポイントをご紹介します。

親に文句を言う子どもの共通点

中学生は身体的・精神的な変化に伴い、自我が芽生え始める時期です。周囲から理解されず孤独を感じがちで、そのストレスから反抗的な態度に出ることもあります。

1.ストレス発散の場を与える

思春期は、ホルモンの変化によって気分の浮き沈みが激しくなり、ストレスも高まります。「部屋で1人になれる時間を作ろう」という具体的な対処法をお勧めします。ストレス発散の場があれば、子どもも落ち着きやすくなります。

効果的な声かけ例

「あなたの気持ちはよくわかるよ。部屋でゆっくりリフレッシュしたら?」

NGな声かけ例

「いつまでそんなイライラ顔をするつもりなの?」

2.気分転換のきっかけにつながる声かけをする

子どもの機嫌が悪くなったら、「散歩に行こうか」など、スポーツや外出、家族でのレクリエーションなど、気分転換のきっかけにつながる声かけをおすすめします。 声をかけることが目的ですから、断られても問題ありません。

効果的な声かけ例

「外に散歩にでも行かない?気分転換にもなるよ」

NGな声かけ例

「ずっと、ぶすっとした顔をしないでくれる?」

3.子どもの気持ちに共感する

親子のすれ違いが起きがちな中学生の頃は、子どもの気持ちに共感することが何より大切です。「反抗的になるのは、思春期特有の現象なんだ」と冷静に受け止め、「私も同じような経験をしたことがある」と伝えるのがポイントです。

効果的な声かけ例

「今の気持ちはよくわかるよ。ママも同じようなことがあったよ」

NGな声かけ例

「あんなひどい態度は、絶対に許しません!」

まとめ

子育てに正解はありません。中学生の子どもとの摩擦が避けられないのは事実ですが、子どもの気持ちに寄り添い、共感しながら対応することが大切です。焦らず、子どもの立場で考え、前を向いて進んでいきましょう。

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