陰口を言う小学生には思いやりが大切!「優しい子に育つ」今やるべき3つの方法を教師が解説
お子さんが周りの人の悪口を言っていると、心配になりますよね。陰口を言う子供が増えている実態があり、ママを悩ませています。今回は陰口を言う子供の共通点と、思いやりの心を育む効果的な方法を3つ解説します。
陰口を言う子の傾向
陰口を言う子は、他者への共感力や思いやりの心が足りない傾向があります。相手の気持ちを推し量ることができず、自分の価値観だけで物事を判断しがちです。それでは、こういった子供にはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。
1.相手の立場で考える
陰口を言われた子の立場になって考えさせることが大切です。ときどき、相手の立場を考えられない子もいます。その場合は、「嫌な気持ちになるんだよ」と教えてあげましょう。
効果的な声かけ例
「あの子がどんな気持ちだったか考えてごらん。自分だったらどう思う?」
NGな声かけ例
「相手の気持ちなんてわからなくていいよ。言った方が悪い」
2.陰口を言う子の良いところを見つける
批判するだけでなく、陰口を言う子の長所や善行にも目を向けさせます。自分に自信がつけば、陰口を言わなくなります。
効果的な声かけ例
「君はかけっこが早いところがすごいよね。」
NGな声かけ例
「陰口を言う子に良いところなんてないよ」
3.言葉の影響力を自覚させる
言葉には大きな力があり、相手を傷つける可能性があることを理解させる必要があります。
効果的な声かけ例
「あなたの言葉で、相手はどんな気持ちになったと思う?」
NGな声かけ例
「陰口言う子なんてとんでもないね!」
まとめ
陰口を言う子に対しては、疑似体験から相手の気持ちを推測する力を養い、善行にも目を向けさせる。そして言葉の影響力を自覚させることが大切です。思いやりの心は一朝一夕にはできませんが、丁寧な指導を重ねることで、やがて優しい子に育つことができます。
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