今、世界のYouTube上で一番見られているK-POP公式MVは――

韓国のK-POPファンサイト分析サイト「K-POPレーダー」が発表するウィークリーランキング。リアルタイムな”世界一”に一番近いとも言えるデータが、16日に公表となった。

11月8日から11月14日の結果は…まあ先に結論を言うとBTSの”Dynamite”が2300万アクセスを記録し、1位に返り咲いた。

同サイトは「今年8月の公開から約3ヵ月経っているにもかかわらず、いまなお数字が伸び続けている」と称賛した。

（ランキング詳細は後述します）

発表されたランキング

東南アジアにじつは「K-POP大国」がある！

同サイトは今週のアクセスランキング発表とともに、あるデータを報じた。

”Dynamite”公式MVが公開されて以降、BTSの全般的なYouTube上での公式MVへのアクセス数がどれほどか。

その総計（他の楽曲の公式MVを含めたここ90日間のアクセス数）はじつに、42.7億。

8月21日に公開された”Dynamite”が11月19日でちょうど90日を迎えることもあり、少し別角度のデータを紹介したかたちだ。

私もそのうちの何アクセスかに貢献した～　という方も多いのではないか。「K-POP RADAR」はそういったファンの国別のアクセス比率のデータを公表した。43億ものアクセス数のうち、「どの国からのものが一番多い？」という統計だ。結果はこうだったという。

その他の国として、韓国、ブラジル、メキシコ、タイ、ベトナムを挙げた。

韓国が「その他の国」扱いなのも驚きだが（!）、1位のインドネシアも意外といえば意外ではないか。

この国については、以前の記事で「BLACKPINKのファンが世界で一番多い」ことでも紹介したことがある。

【K-POP】今、世界で一番YouTube再生されている楽曲は？ 2位「NCT U」1位はあの曲！

インドネシアの総人口は2億6,800万人（2018年WHO＝世界保健機構発表）。これは中国、インド、アメリカに次いで世界4位だ。また、世界でもっとも多くイスラム教徒が暮らす国でもある（ちなみに日本の総人口は約1億2650万で10位、韓国は5170万で28位）。

ここがなかなかのK-POP大国なのだ。

「K-POPレーダー」が今年6月に「Twitter Korea」と共同で発表した「K-POPファンのユニークユーザー数」でもこんなランキングが出ている。

1位アメリカ

2位日本

3位韓国

4位インドネシア　

5位フィリピン

6位タイ

7位ブラジル

8位マレーシア

9位メキシコ

10位アルゼンチン

11位インド

12位トルコ

13位スペイン

14位イギリス

15位カナダ

16位フランス

17位サウジアラビア

18位チリ

19位ベトナム

20位ロシア

米・日・韓に次いでインドネシアが4位となっている。

ちなみに、この20カ国のランキングは今回「K-POP RADAR」が紹介したBTSの2020年の世界での人気ぶりとも重なる。

「K-POPアーティストのYouTubeアクセスは、普通５カ国程度に固まることが多いが、BTSは20カ国までも広がりを見せている。全世界をひとつにする人気だということが分かる」

さらに「K-POP RADAR」はこうも伝えている。

「BTSは最近90日間（約3ヶ月）のアクセスでもK-POPアーティストのなかで1位。それも2位に5億ビューの差をつけている」

2020年は”Dynamite”でさらなる成長を見せたBTSのインパクト強し、というところか。

では、11月8日から11月14日のランキングを。

TREASURE,TAEMIN,GFRIENDの新譜がランキング入り!

「K-POP RADAR」サイトで直接ランキングをご覧になるにはこちらから。