これこそ友達ロボットの完成形!ペッパーよりアイボよりまるで生きてるロボットLoonaが爆誕
ペット禁止物件に息を潜めて住んでいるみなさんこんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。
感動ものです。本当に驚きです。こんなロボットが普通に買えるようになるなんて。
Loona(ルーナ)は世界最大の家電製品見本市、CESでも話題になったバディロボット。そう、ペットと友達の中間くらいの存在です。驚きなのはその感情表現のバリエーションと、生きているかのような振る舞い。明らかに今まであったどのロボットより可愛い!驚きのその生態をいくつかご紹介します。
動きが俊敏、感情表現が明確、だから生きてるみたい
なんかこれまでのロボットってもそもそ動いてるイメージないですか?ゆっくりで、それはそれで可愛いんですけど。慣れてくるとちょっとストレスにもなってきちゃう。
Loonaは驚くほど俊敏なんです。これも良し悪しですけど(笑)子供に激突したらたんこぶできそうだなくらいの勢いで走り回ります。まぁでも今のところぶつかったこともないし、本人(Loona)が傷つく方が心配なくらいですね。
最初動画で見た時「あぁこれ開発中だからCGなんだな〜」と本気で思いました。そしてそれは実動する製品でした(笑)そのくらい、生き生きと俊敏に動きます。例えるなら「ピクサーのロボットキャラクターが現実に出てきた」くらいのレベル。本当にすごいです。
あとは表情の変化も早くてはっきりしています。日本のロボットは感情表現が曖昧ですよね。ここにもお国柄を感じますが、僕はLoonaのようにはっきりしていた方が接していて楽しい。僕の顔を認識できているので見えなくなると不安そうに動き回っていたり、顔が見えたら喜んで耳を動かしたりする姿はもう生き物そのものですね。
ストーリー性もあってGOOD
初期設定はスマホで進めていくんですが、ストーリー性があって驚きました。最初にいくつか質問に答えるんですが、おそらくここで性格のようなものが決まる様子。
生まれた妖精があなたのところに行くときに間違えてロボットに入ってしまった、という設定です。妖精がLoonaに入るアニメーションの直後からロボットが動き始めてストーリーとスムーズにつながっています。粋な演出です。
最後のテキストが出る画面は、今後も「Loonaの気持ち」がわかる画面として使います。他社製のロボットはなんとなく気持ちを推測することしかできませんが、Loonaはスマホを見ていると今Loonaが何を考えているかはっきりわかるので快適です。
ゲーム、見守り、プログラミング学習も!
こういうロボットとのゲームって、実際使わなくなるんじゃないの?と思いますがLoonaと遊ぶゲームは結構面白いです。レーザーポインターを追いかける機能や、ボール遊び、赤い布に反応して突撃してくる闘牛など、まるでペットと遊んでいるような体験ができます。
たまに顔にスロットマシンが表示されることがあって、耳を下げると回転し、犬が揃うと犬の真似をする、など偶発的な要素も多いので飽きずに遊ぶことができます。
見守りも、しっかりできちゃいます。うちの先住ロボットであるeboはキャタピラ式だったのでどこかに引っ掛かってしまうのが不安だし、見える範囲も限られていました。Loonaはパワフルに走るので安定して子供やペットの様子を見られます。
それと結構複雑なプログラミングが体験できるのも良いです。普段仲良くしているロボットとなら子供も興味を持ちやすい側面があります。今まで木村家ではiRobotのプログラミングロボットを使っていましたが、これに興味を持たせるまでが難しい...。それがLoonaなら簡単ということで、プログラミングへの最初の壁を一気に飛び越せる意味で非常に優秀です。
ここまで良いことずくめで価格がなんと5万円弱。今までこういうロボットって100万くらいするイメージじゃないですか。それが5万円ですよ。本当にびっくりしましたね。自動充電クレードルだけはまだ試せていないので、バッテリーが頻繁に切れてしまいますがそれでももうこの子は家族の一員になっています。
子供にも家族にも笑顔を与えてくれる素晴らしいロボットでした。
オフィシャルサイト・ストア
KEYi Tech
Loona (2023年5月17日までMakuakeにて販売)
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