【東京都中央区】子供たちに伝えたい味と伝統があります。梅花亭の「どらやき」
霊岸島(茅場町)に本店がある「梅花亭」は、1850年創業の老舗和菓子店。2代目が考案した「銅鑼焼(どらやき)」が、現在全国にある「どら焼き」の原点だと言われています。
平成10年に復活した、梅花亭のどらやき(1個240円)は、昔の手法を再現して、現在も1つ1つ箸を使って手焼きするという独自の方法で作られています。そのため、1度に9枚しか焼けないそう。でも、手作りにこだわり、あんこから全て自家製の材料を使っています。
子供たちには、手作りのおやつを食べさせたいけれど、なかなか作ってあげられない、、、そんなママも多いと思います(筆者も2男児の母です)。どら焼きは、「ドラえもんが好きな食べ物」としてなじみがあり、我が家の子供たちの大好物。手作りのどら焼きは、安心して食べさせられるおやつです。
老舗店の商品には、歴史があります。梅花亭の商品の由来が書かれた説明文を店舗でいただきました。「徳川家康」や「アメリカの使節ペリー」の名前が登場します。老舗店ならではの物語。和菓子が、日本の歴史や文化を知るきっかけにもなりますね。
5月5日は子供の日。この日は、柏餅を食べる習慣があります。和菓子は日本の伝統文化と結びついているものも多く、子供たちに伝えたい日本の味。日頃から、子供のおやつに和菓子をオススメします。
四季を問わずにいつでも買えて、大福などより比較的日持ちのする「どら焼き」は、子供のおやつにピッタリ。梅花亭の「どらやき」をきっかけに、和菓子の良さが伝わるといいなと思いました。
【梅花亭 本店】
住所:東京都中央区新川2-1-4
電話:03-3551-4660
営業時間:月~金 9:00~17:00
定休日:土・日・祝