Yahoo!ニュース

映画『碁盤斬り』棋士を何人見つけられた?なぜ5人?なぜその棋士が選ばれたのか

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
『碁盤斬り』岩丸平七段(中央)の囲碁シーン指導=岩丸平七段提供

大ヒット上演中、草彅剛主演映画『碁盤斬り』、ご覧になりましたか。
囲碁ファンのみなさんの感想などを見ますと、「井山裕太さんは分かったけれど、あとはわからなかった」「私は3人わかった」など、「ウオーリーを探せ」ならず「棋士を探せ」も楽しみのひとつになっているようです。
棋士は5人登場します。なぜその棋士が選ばれたのか、舞台裏をお話します。
ネタバレがありますので、映画をまだ観ていないかたはご注意ください。
答え合わせをしたいかた、確認してもう1度観に行こうと思っている方には、お役立ち情報です。

脚本家の加藤正人さんが、囲碁の映画を作りたいという思いから『碁盤斬り』はスタートします。旧知の高尾紳路九段に、囲碁の映画を作るときに協力して欲しいとかねてから話しており、囲碁監修役を務めました。

また、妹の夫が映画のスチールカメラマンを務めたという縁で協力することになった岩丸平七段は、現場に張り付いて囲碁シーン全てを、監督の隣に座ってチェックされたそうです。

この記事は有料です。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバーをお申し込みください。

内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバー 2024年5月

税込330(記事3本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

内藤由起子の最近の記事