爛柯杯でベスト8入り 世界戦で活躍する井山裕太王座の苦悩
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4月後半は世界戦が目白押しで、日本勢も勝ち星を挙げ頑張りを見せていました。とくに、「第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン」で、井山裕太九段がベスト8進出を決めたのが注目されました。調子が上がっている井山九段に話を聞いてみると、驚くべき話が裏にあったのです。
4月後半の世界戦では日本の棋士の活躍が目立ちました。
4年に1回開催される応氏杯世界選手権では、上野愛咲美五段が世界の3本指に入るトップ棋士・朴廷桓九段(韓国)に惜敗したすぐあと、爛柯杯2回戦でLG杯優勝経験もある世界ランクトップ10の謝爾豪九段(中国)に、大石を召し捕って中押し勝ちを収めるなど大暴れして世界を驚かせました。
応氏杯では一力遼九段が3回戦に駒を進めました。
井山裕太九段は、応氏杯では2回戦で敗れたものの、その数日後に打たれた爛柯杯で爆発します。
1回戦はアジア大会金メダルの許皓鋐九段(台湾)、2回戦は楊冬四段(中国)、3回戦は范廷鈺九段(中国)に、どれもいい内容で勝利し、ベスト8に進みました。
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