大潮なのに潮が動かない!?意外と知らない潮汐の豆知識
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海で釣りをする人なら釣行前に潮汐表をチェックされる方が多いと思いますが、大潮なのに意外と潮が動かないと思った経験はありませんか?
そこで今回は、そんな謎にお答えする潮汐表の豆知識について紹介したいと思います。
大潮のタイドグラフ
まずは東京の5月17日のタイドグラフを見てみましょう。
潮回りは大潮で、干潮と満潮が1日の中で2回あります。
1日の中でも潮位の変動を繰り返していることがわかりますね。
ですがよく注目してみてみると
昼の12時の干潮では潮がしっかり引いているのに対し、5/17と5/18の日付が変わるころの干潮は潮位が下がりきっていないことがわかります。
1年中、夜の干潮は潮が下がりきらない?
では1年中、大潮の時の夜の干潮は潮が下がりきらないのでしょうか?
そこで2月17日の東京のタイドグラフを見てみましょう。
こちらも先ほどと同じく潮回りは大潮で、1日の中で潮位が変動しています。
片方の干潮が潮が引き切らないのは同じですが
5月の大潮では深夜の干潮で潮が引き切らなかったのに対し、2月では昼の12時の干潮で潮が引き切っていません。
この干満の差が大きいということは「潮がよく動く」ということであり、魚が釣れやすいと言われています。
なので夏場は日中に潮が良く動き、冬は夜中に潮が良く動くと言われています。
中潮の場合
ちなみにタイドグラフをよく見ると、中潮の中には日中と夜とで潮が安定して動く日もあります。
潮回りを確認することは大事ですが、より魚が釣れる確率を高めたいのであればタイドグラフまでチェックして、1日の中でも潮が良く動く時間帯を狙いたいところですね。
今回は潮汐に関する豆知識について紹介しました!
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