子どもが歯みがきを嫌がる時に試してほしい方法10選!
こんにちは!しゃーごんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回は「子どもが歯みがきを嫌がる時に試してほしい方法」をご紹介します。
以前、私が運営している Instagramのアカウントで、子育て中のママさんに「お子さんが歯磨きを嫌がっているか」伺ったところ、1000人のうち81%が「嫌がっている」と回答されました。
歯みがきを嫌がっているお子さんと、毎日試行錯誤しているご家庭は多いんですよね。
▼子どもが歯みがきを嫌がる時にできること
(1)歌や音楽で楽しい雰囲気を作る
(2)歯みがきに関する絵本を読む
(3)歯みがきに関する動画を見せる
(4)鏡を持って見てもらう
(5)歯の本数を数える
(6)自分で歯みがきをさせる
(7)親子で磨き合いをする
(8)歯ブラシや磨き方を工夫する
(9)歯みがき後に楽しみを用意する
(10)褒める&親子で喜ぶ
(1)歌や音楽で楽しい雰囲気を作る
教育テレビで流れている「はみがきじょうずかな?」などの歯みがきの歌を歌ったり、子どもの好きな歌を歌いながら歯みがきをします。
子どもは親が歌うのを見たり聞いたりするのが大好きです。一緒にお口を開けて歌っているうちにサッと磨くのもいいですよね。
(2)歯みがきに関する絵本を読む
歯みがきに関する絵本は、0歳児向けからたくさんの種類があります。お子さんの月齢や興味関心に合わせて、好きな絵本を見つけてみてくださいね。
歯みがきをする前に読んだり、本を読みながらストーリーに合わせて歯を磨いたり、日頃の読み聞かせタイムに読んでおいて歯みがきのことをポジティブに伝えていけるといいですね。
(3)歯みがきに関する動画を見せる
テレビ番組やYouTubeなどで、歯みがきを題材に作られた映像を見るのも一つの方法です。子どもにテレビや映像を見せることには賛否両論ありますが、私は親子が無理せず笑顔でいられるなら適度に見せていいと思っています。
見せたほうが親子ともにストレスなくできるのであれば、時に便利なものに頼りながら子育てするのも大事ですよね!
(4)鏡を持って見てもらう
歯をどんなふうに磨いてもらっているのか、鏡を持たせて見てもらいましょう!
ハンドミラーなど、小さいサイズのもので子どもが持ちやすいものをセレクトするといいですね。
(5)歯の本数を数える
「歯が何本生えたか数えてみよう!」と数えながら磨く方法です。数を数えることに興味が出てきたお子さんは、喜んで磨いてくれることもあります。
「こんなにたくさん生えたね!」とお子さんの成長を喜びつつ、本数を数えてみてくださいね。
(6)自分で歯みがきをさせる
仕上げ磨きを嫌がる、自分でやりたい!という気持ちが強い場合は、自分で磨いてもらう時間を長めに取ってみます。
のどを突きにくい取っ手があるタイプや、360度どこの面からも磨くことができる歯ブラシがオススメ!
子どもが自分で磨く時間を長くして、親が仕上げ磨きをする時間を少なくすることで、嫌がる時間が減る場合もあります。
(7)親子でみがき合いをする
親子で向き合って同時にみがき合いをしたり、親を子どもに磨いてもらって、そのあとに子どもを磨いて、交互にみがき合いをしたりもできます。
歯医者さんごっこのように、歯医者さん役、患者さん役と交互に役割を変えて磨くのもいいですよね!
(8)歯ブラシや磨き方を工夫する
歯ブラシの摩擦が痛くて嫌がっていることもあるので、やわらかめの歯ブラシにしたり、歯ぐきに触れないように細かく磨いてあげると変わることがあります。
色やキャラクターが違う歯ブラシを何本か用意しておいて「どっちで磨く?」と選んでもらうのもいいですね!
(9)歯みがき後に楽しみを用意する
歯みがきの後に、好きなことを用意しておくのもひとつの方法です。
2歳の娘は虫歯予防になるタブレットを食べるのが習慣になっていて、それを食べるのが楽しみで磨く気になることも多いです。
(10)褒める&親子で喜ぶ
歯みがきをしている最中も「わ〜!ピカピカになってるよ!」と褒めながら磨いて、歯みがきが終わったら「歯みがきできたね!」と一緒に喜ぶと子どもはとっても嬉しい気持ちになります。
歯みがきの時間の雰囲気を明るく楽しくするのにも、褒めたり喜んだりするという行動はとても大切ですね。
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わが家も主にこの10個の方法で、娘の気分に合わせて毎日試行錯誤しつつ歯みがきをしています。
▼激しく嫌がる時は無理にしない
特にイヤイヤ期のお子さんなどは「いやだ!」と激しく抵抗することがありますよね。「いやだ!ギャー!!(泣)」ってなった場合なんですが、こうなったら一旦やめてもOKです。
「今はタイミングじゃないんだな」と思って、歯磨きをさせることに奮闘するのを一旦やめるということですね。
イヤイヤー!!となっている子どもに対して、親が無理やりさせようとすると、いつもは穏やかなママやパパが怖く感じて、歯みがきの時間がますます嫌になる可能性もあります。
子どもが激しく嫌がっているときは、「じゃあ磨きたいと思ったら言ってね〜!」と言って、様子を見ます。
そして、子どもが次に何かしたいと自分から言ってきたタイミングで、「じゃあ歯を磨いてからにしよっか」のように歯みがきをサッと提案するとうまくいくことがあります。
子どものほうから「これで一緒に遊びたい」など自分のやりたいことを言ってきた時は、そのやりたいことが楽しみとして次に見えているので、やりたくなかったことも「じゃあする」みたいになりやすいんですよね。
それでもうまくいかないこともありますが、少しでも親の歯みがきストレスが減って、楽しく歯みがきができる日が1日でも増えるといいなと思います。お子さんの月齢や年齢に合わせて、今回紹介した方法をできるところから試してみてくださいね。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!