2012年に最も検索されたのは「facebook」、ウェブへのアクセスの仕方について
2012年もあと10日を残すところとなり、様々なデータが公開されるようになりました。今日公開されていたのは、米国のマーケティング会社が調べた、2012年のウェブ検索とウェブサイト訪問のランキングです(参考:The Next Web)。
このデータによると、今年の検索トップはFacebook、2位はYouTube、3位はCraigslist。ちなみに表を見ると、Facebookの検索は重複して入っており、全検索の4.13%を占めるとのこと。訪問トップはFacebook、2位はGoogle、3位はYouTubeという結果になりました。
ただ、この検索ランキングの結果を見ていると、いつも疑問に思うのは、「Facebook」まで入力できているなら、なんでそのまま「.com」を後ろに付けて直接アクセスしないのだろう?ということ。検索キーワードの5番目、8番目にはそれぞれ「facebook.com」と「www.facebook.com」がランクインしており、どうしてGoogleを経由するのだろう、と不思議に思っています。
皆さんは、普段良く使うサイトに、どのようにアクセスしていますか?
アドレスバーと検索バーが融合しているモダンブラウザ
Google Chromeは、アドレスバーと検索バーをいち早く融合させたブラウザの1つです。現在Mac向けのSafariも同様の仕組みになっていますが、ブラウザの画面上部に1つの入力欄が用意されていて、ここにキーワードを入れれば検索、URLを入れればそのサイトにアクセスという仕組みでシンプルに操作する事ができるようにしています。
これらのブラウザを使っていると、普段からアクセスする場合、Facebookにアクセスしようとする場合、「Faceb」まで入力すれば「facebook.com」が候補に表示され、検索することなく直接Facebookのページを開くことができます。
さらに、アドレスバーのすぐしたには位置されているブックマークバーを使うと、よくアクセスするサイトにワンタッチでジャンプできます。Google Chromeでお気に入りの使い方は、ブックマークバーに登録するブックマークのサイト名を空欄にして、ファビコン(ウェブサイトのアイコン)だけを並べる方法。スペースを節約してたくさんのサイトにすぐアクセス出来るようになる点が便利です。
いちいちGoogle検索からジャンプしなくても良くなる方法は、意識する、しないにかかわらず用意されていますが、依然検索してからアクセスするというルートがメジャーである点を考えると、どこかGoogleに余計なトラフィックが流れすぎているように感じざるを得ません。
モバイルではアプリが窓口
パソコンでウェブ上のサービスを使う際に多くはブラウザ経由で利用しますが、スマートフォンでは多くのサービスに専用のアプリが用意されています。一時期、Appleに支配されすぎているモバイルでのウェブ活用から、HTML5とアプリを対立軸にしていました。
ところがユーザー体験を考えると、アプリが優位であるというのが2012年の結論のようです。象徴的だったのは、ユーザーから大不評を招いていたFacebookの公式アプリが、HTML5ベースからネイティブアプリへと移行したことにもありました。さらにスマートフォンやタブレットはこれまでのウェブをそのまま表示させるのではなく、モバイル向けに情報やレイアウトを最適化するFlipboardなどのアプリも人気があります。
スマートフォンでは、ウェブのゲートウエイが必ずしも検索エンジンではなくなったこと、スマートフォン向けに最適化された表示でユーザー体験を高める工夫が必要なことが挙げられます。もちろんこのことは、検索と組み合わせた広告を提供しているGoogleのビジネスに直結しますし、アクセスした中でどんな広告を展開するかはFacebookのビジネスに関係します。
今回出てきた検索やアクセスのランキングが来年急激に変化することはないかも知れませんが、例えばモバイル写真共有で人気のあるInstagramがこのランキングに登場していないことを見ると、ウェブ検索とアクセスのランキングは現在のモバイルを含むインターネット活用の姿をきちんと映し出している、とは言えなくなってきています。