玉ねぎは「芽が出ても、捨てないで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「玉ねぎ」は好きですか?
もう時期は過ぎてしまいましたが…3月〜5月までは水分がたっぷりで生食が美味しい「新玉ねぎ」という、私が大好きな玉ねぎが売られていました!
玉ねぎって手に入りやすい野菜ですよね。スーパーだけでなく、最近はコンビニエンスストアでも売られているのを見かけます。
そんな、我々の食卓に欠かせない「玉ねぎ」ですが、こんな経験ありませんか?
大量に購入したものの、使いきれずに放置してしまい、「芽」が出てしまったこと。「芽が出た玉ねぎ」は食べることが出来るのでしょうか?
今回の目次
- 芽が出ても食べられる?
- 芽が出るのを防ぐ方法
- カットした玉ねぎの保存方法
- まとめ
芽が出ても食べられる?
今日の結論から言うと、玉ねぎは芽が出ても食べることができます。
「芽」=「毒性」のイメージが強いかもしれませんが、玉ねぎの芽には毒性ありません!ただし、芽が出てしまうと玉ねぎ自体の「栄養」や「風味」は落ちてしまうため、芽が出る前に食べるのが好ましいです。
実は、玉ねぎの芽は「薬味」や「お味噌汁の具」として美味しく食べることができます。イメージとしては「長ネギ」と同じです。
芽が出るのを防ぐ方法
まず、覚えておいてください!
玉ねぎは…「高温多湿」の場所に弱いということを!
玉ねぎにとって、1番良い保存方法はネットに入れて吊るすことです。しかし、これは難易度が高くなかなか真似できません!ここで、皆さんに保存に関してのポイントをお教えします。
それは…風通しがよく、水気にさらされない場所で保存する
『うちにそんな場所ないよ…』という方は玉ねぎを1個ずつ新聞紙で包み、段ボールに入れて保存しましょう!
※保存期間は2~3ヶ月が目安です。
カットした玉ねぎの保存方法
玉ねぎを1個丸ごと使い切るってなかなか難しいですよね…。
4人家族などの大家族ならこのような悩みは無いと思うのですが、1人暮らしの方や2人暮らしの方たちはどうしても綺麗に使いきれずに余ってしまうと思います。
このような場合、玉ねぎをどのように保存すればより長持ちするのでしょうか?
玉ねぎというのは2〜3ヶ月とかなり保存がきく野菜ですが、皮を剥いてしまったりカットをしてしまうと…劣化のスピードは一気に加速します。
それでは、具体的に保存の手順について見ていきましょう!今回は2パターン用意しました。
【半分に切った玉ねぎ】
①玉ねぎの水気をよく拭き取る
②切り口が空気に触れないようにラップで包む
③ポリ袋に入れ、冷蔵室で保存
※保存期間は1週間
一方で、「スライスした玉ねぎ」や「みじん切りした玉ねぎ」はどのように保存すれば良いのでしょうか?
【スライスした玉ねぎ、みじん切りの玉ねぎ】
①タッパーにキッチンペーパーをひく
②カットした玉ねぎを入れる
③さらに上からキッチンペーパーを被せる
④蓋をして、冷蔵室で保存
※保存期間は2日
まとめ
- 玉ねぎは芽が出ても食べれる
- 玉ねぎの芽に毒性はない
- 高温多湿の場所や水分に弱いので…風通しがよく、水気にさらされない場所で保存する
- 玉ねぎはカットしたら、劣化スピードは一気に加速する