Yahoo!ニュース

軽い油汚れの食器洗いなら洗剤は不要【百均】マイクロファイバー製ふきんがキャンプの洗い物に最適

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

吸水性、速乾性に優れたマイクロファイバー製のふきん

キャンプの食器洗いではスポンジを使うよりマイクロファイバー製のふきんの方が重宝します。

百均ではフェイスタオルからミニハンカチサイズまで色々なカラー、サイズの商品が販売されていますが、おススメなのは30cm四方のサイズ

この記事では百均のマイクロファイバー製のふきんを使って食器洗いをするメリットを紹介します。

食器洗いに使う利点と欠点

マイクロファイバー製ふきんをキャンプの食器洗いに使うメリットとデメリットを挙げてみました。

【メリット】
・洗剤なしでも軽い油汚れなら絡めとる
・良く絞れば割と早く乾く
・濡れた食器を拭くのに最適
・化繊なので金属食器が磨ける

対してデメリットはと言うと。

【デメリット】
・煮沸消毒はできない
・火に近づけると溶ける
・完全に乾燥させないと臭くなる
・樹脂食器は傷が付く

食器洗いに最適なサイズ

私の場合、食器洗いには30cm x 30cmの布巾が最適なサイズだと感じています。

そのサイズの布巾なら百均で数多くの種類が販売されています。

中でも3枚セットがおススメです。

キャンプで使うなら、食器洗い用に1枚、食器拭き用に1枚、あとは雑巾用に1枚あれば問題ないでしょう。

マイクロファイバー製の布巾には2層の生地を縫い合わせて吸水性を高めた商品もありますが、オーソドックスな一枚布の方が乾燥が早いのでおススメです。

布巾の素材はポリエステル80%、ナイロン20% の極細繊維です。

洗剤なしで洗う

キャンプ場は人里離れた大自然の中にあることが多く、そういった場所では炊事場の排水は川や海へ直接流れ出ています。

下水道や浄化槽の設備が整っていない炊事場では、なるべく洗剤は使わないようにしたいところです。

そこで、マイクロファイバー製の布巾が役に立つのです。

実際に食器に付着した以下の汚れを洗ってみます。

【クッカーの汚れ】
・オリーブオイル
・チーズ
・カレールー
・ごはん粒

【シェラカップの汚れ】
・豆乳の汚れ
・油汚れ

水を流しながら食器に付いた汚れを布巾で洗います。

油汚れもマイクロファイバーの毛細管現象によって絡め取っています。

また、自然素材より固い化学繊維なので金属製のクッカーや食器や磨く効果もあります。

軽い油汚れなら綺麗に取り除くことが出来ました。

もちろん、油のベタツキは食器や布巾に全く残っていません。

最後は乾拭き用のふきんで綺麗に拭き上げます。

ピカピカになりました。

もし、クッカーにベトベトの油汚れが付着した場合は、キッチンペーパーやウエスで汚れを取り除いてから洗うと効果的です。

汚れたウエスは焚き火で燃やすと良いでしょう。

布巾を石鹸で洗う

軽い油汚れを洗った食器洗い用ふきんは、そのまま完全乾燥させて次のキャンプ地でも使っています。

しかし、臭いが残る場合は下水施設のある炊事場で石鹸を使って洗います。

ついでに乾拭き用のふきんも一緒に洗います。

完全乾燥させれば、また気持ち良く洗い物が出来ますからね。

最後に

布巾は折り畳むと超コンパクトになります。

こってり油が付いた食器汚れには効果は薄いですが、軽い汚れにはマイクロファイバーが最適です。

洗剤使用禁止の炊事場で洗い物をする時は、試してみてはいかがでしょうか?

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

たびんちゅやの最近の記事