お洒落なギフトやお歳暮に最適!高級感漂う大阪「本まつばや」さんの高島屋限定、拘り珈琲と和菓子を共に
皆さんはお歳暮のお手配、お済みですか?
各店舗が珠玉の品を揃え、購入する側としてはあれこれ目移りしてしまいますね!あの人にはどれを贈ろうか、小さいお子さんがいらっしゃる家庭にはこれを贈ろうかなどなど、贈る相手のことを思う時間もまた醍醐味の一つ。
その中でも、和菓子を贈りたいとお考えの方かつ珈琲好きな方にうってつけなのが、今回ご紹介する大阪は天王寺にて創業97年を誇る「本まつばや」さんの逸品です。
大阪のみならず首都圏のお茶席にも大人気お店の若き四代目・松下壮太郎氏は珈琲の知識にも精通しており、今回のドリップコーヒーも全てご自身が監修。
月あかり、刻-toki-、豉-kuki-、老松と四種類のお菓子は、厳選した平飼い卵や有機栽培の小豆などを使用し、シンプルだからこそ素材の個性や魅力が如実に反映されるという高い技術力が必要とされるものばかり。
中でもわたしのおすすめは、「月あかり」のペアリング。
一見固そうなお干菓子にも見えますが、実はマシュマロのようなほろりとした食感と、しゅわりと儚げな口溶が癖になる月あかり。濃厚なまろやかさの卵黄のコクを醸しつつ、卵の生臭みは皆無。そこへ加わる爽やかで時折スッと鼻から抜けていく柚子果皮の甘露煮。
夢心地な口当たりと甘味の中に柚子のほろ苦さと酸味を加えることにより、果実感のあるすっきりとしたオリジナルブレンドの珈琲がぴったり。普段は紅茶派という方にも手に取りやすいのではないかと、珈琲派の私は思うのです。
また、松下氏がリニューアルなさった刻-toki-も、和菓子好きな方、特に粒あんがお好きな方に召し上がっていただきたい。リニューアル前と異なり、有機栽培かつ無農薬にて育まれた大納言小豆を瑞々しくふっくらと炊き上げ、甘やかで芳しい満月に見立てた栗の甘露煮と、夜空を揺蕩う雲を表現した求肥を中心に添えて。
滋味深く風味豊かな刻は、どこをカットするかによっても微妙に表情が異なるというのもまた一興。小さな棹菓子に、今まで紡がれてきた悠久の時の流れを見いだせるかのようですね。
小麦粉を使用したどら焼きやパイ菓子と珈琲の相性が良いのは勿論ですが、最近は珈琲も多様化し新たな一面を打ち出していることで、その深みにはまる方も増えているのだとか。
万人受けするようなお菓子も重宝しますが、ここはひとつ、ちょっぴりスペシャルな「時間」ごと楽しんでいただけるお歳暮やプレゼントはいかがでしょうか。
余韻を楽しむ。慌ただしい年の瀬のご褒美ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
※本まつばやさんでも個別の商品が購入可能ですが、こちらのセットは高島屋さんのお取り寄せサイト限定となっております。
<本まつばや・本店>
(公式サイト)外部リンク
大阪府大阪市天王寺区真法院町1-14
06-6771-0304
定休日 日曜