沿岸バス初心者向け解説!羽幌町・本社ターミナルと羽幌ターミナルの違い【北海道】
北海道留萌地方を中心に路線バス、高速乗合バスを運行する会社が、羽幌町に本社がある沿岸バス(外部リンク)。
初めて沿岸バスに乗って羽幌町中心部へ行く時、羽幌町内に2か所バスターミナルがある事に?と思う人がいるでしょう。実は筆者は羽幌町に過去4回訪問していますが、ツアーバス1回とマイカー3回。沿岸バスを利用して羽幌を訪問するのは、5回目の今回が初めてなのです。
そこで羽幌町中心部にある沿岸バスのターミナル2か所に初心者として立寄りました。初心者視点で本社ターミナル、羽幌ターミナルの順で解説していきます。
羽幌町中心部に近い本社ターミナル!
歴史ある建物
沿岸バス本社ターミナルは1961年8月に開業した歴史ある建物です。1階が待合室と案内・販売窓口、2階が沿岸バス・沿岸ハイヤーの本社。
待合室に入ると、沿岸バス、沿岸ハイヤーの案内・販売窓口があります。
本社ターミナル
住所:羽幌町南3条2丁目2-2
待合室:開錠時間7:00~21:20
窓 口:7:00~17:00
なお10:55~12:05は昼休み
また待合室にはコインロッカーも。
筆者は本社ターミナルのコインロッカーに荷物を預け、羽幌町内の取材に出かけました。
では本社ターミナルを利用する注意点と利点を挙げていきます。
天売島・焼尻島連絡バスとの乗換は本社のみ
天売島・焼尻島と北海道本土を結ぶ公共交通機関が羽幌沿海フェリー(外部リンク)。沿岸バスは北海道本土の羽幌港と羽幌町中心部を結ぶ連絡バス・観音崎らいな号(外部リンク)を、フェリーと特急はぼろ号(外部リンク)のダイヤに合わせて運行しています。
実は観音崎らいな号は本社ターミナルと羽幌港間のみの運行!羽幌ターミナルには立ち寄りません。当然、特急はぼろ号、路線バスと観音崎らいな号との乗換は本社ターミナルのみとなります。
海・国道232号・道の駅に近い
本社ターミナルの場所は、海、国道232号、道の駅ほっとはぼろに羽幌ターミナルよりも近いです。初めて羽幌町を訪問する旅行者は、バスターミナルを旅の軸にするなら本社ターミナルにした方が便利でしょう。
旧国鉄羽幌線・羽幌駅跡を利用!羽幌ターミナル
沿岸バスの運行拠点
一方、羽幌ターミナルは1987年3月まで運行していた旧国鉄羽幌線羽幌駅跡に1987年12月に開業。本社ターミナルより国道232号・海から離れた場所にあります。
筆者は本社ターミナルから約10分歩いて訪問しました。
羽幌営業所として車庫を有しているほか、運行管理者が常駐しており、出入庫時の点呼や運転手の交代・休憩もここで行われます。
待合室に入ると沿岸バスの案内・販売窓口。
羽幌ターミナル
住所:羽幌町南7条4丁目
待合室:開錠時間6:00~21:20
窓 口:6:00~17:00
こちらにもコインロッカーが。
羽幌ターミナルは広い敷地を有します。
頭端式ホームが行先別に6バース
羽幌ターミナルはバス先頭部が建物にまっすぐに向かって停車。
6バースあり、
1番:留萌・特急旭川行
2番:特急札幌行
3番:遠別・幌延方面行
4番:羽幌町内循環バスほっと号
5番:羽幌町スクールバス 築別・曙方面行
6番:羽幌町スクールバス 上羽幌方面行
なお、羽幌町スクールバスは本社ターミナルに立寄りません。
バス乗降場の向かいには車庫があります。
また、羽幌バスターミナルは、施設対面に町営の駐車場があり、パーク&バスライドが可能です。
まとめ
1.沿岸バスは羽幌町内に2か所バスターミナルを有している。
2.本社ターミナルは羽幌ターミナルより国道232号、日本海、道の駅に近い。
3.羽幌港連絡バス・観音崎らいな号は本社ターミナル発着で、羽幌ターミナルには行かない。
4.旅行者は本社ターミナルを軸に行動した方がよい。
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