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さすが4番だ先制2ランと決勝2ラン含む5打点 チームの連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝2ランをライトに放ったチェ・ヒョンウ(写真:KIAタイガース)

7日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー1カードを含む、全6試合が行われました。

クァンジュKIAチャンピオンフィールドのKIAタイガース-ハンファイーグルスのダブルヘッダー第1試合は、4連敗中のKIAが、初回に4番チェ・ヒョンウ選手の20号2ランで2点を先制します。

KIAは3回にもチェ・ヒョンウ選手のタイムリーで1点を追加し、3-0とリードを広げました。

しかしKIAは6、7、8回と連続失点し、3-4と逆転されます。

追うKIAは8回裏、2番キム・ソンビン選手の1号ソロで同点に追いつくと、無死一塁で4番に打順が回りました。

この場面でチェ・ヒョンウ選手はライトへ21号勝ち越し2ラン。この日3安打5打点、打率3割4分7厘で首位打者争いに食い込む主砲の活躍でKIAが6-4で勝利し、連敗を4で止めています。

◆「今季の公式戦は10月30日に終了」

雨天中止により未編成だった34試合分の日程が決まり、今季の公式戦は10月30日で終了する予定となりました。

ポストシーズンの日程は今後発表になりますが、雨天などによりポストシーズンに進出しないチーム同士の試合が順延した場合、そのカードはポストシーズン期間中に行われる可能性もあります。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SKワイバーンズ戦での出場機会はありませんでした。試合は4-4で迎えた9回裏、SKチェ・ジョン選手のソロアーチでサヨナラ負けしています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全6試合の結果です。

◇10月7日(水)の結果

・LG 3- 1 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ ドンファン

 敗:ノ ソンホ

・キウム 3- 4 NC(コチョク)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:チェ ウォンテ

・SK 5- 4 トゥサン(インチョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:イ ヨンハ

・KIA 6- 4 ハンファ(クァンジュ)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:パク チュンピョ

 敗:チョン ウラム

・KIA 0- 5 ハンファ(クァンジュ)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:キム イファン

 敗:キム ヒョンス

・ロッテ 6- 9 KT(プサン)

 勝:チョン ユス

 敗:キム ゴングク

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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