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人生に疲れた人へ。オスカー・ワイルドの名言「生きるとは、この世で最も…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

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こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はオスカー・ワイルドの名言をご紹介します。オスカー・ワイルド(1854~1900年)はアイルランドの詩人・劇作家です。
今回は人生に疲れた人に届けたいオスカー・ワイルドの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に疲れた人へ。オスカー・ワイルドの名言「生きるとは、この世で最も…」英語&和訳(偉人の言葉)

“To live is the rarest thing in the world. Most people exist, that is all.”

「生きるとは、この世で最も稀なことである。ほとんどの人は、ただ存在しているだけなのだ」

オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人・劇作家)

自分の人生は自分で歩む。練習は自分がやらないと意味がない。

母親がマイナス思考な人なのですね。何かと物事を悪い方に解釈しがちで、母は3年前に腰の手術を受けたのですね。その執刀医の方が手術から1年くらいたった頃に転勤になったのですよね。静岡県の病院から愛知県の病院に。
まだ30代くらいの若い先生だったのですが、術後もずっと診てくれて、母も信頼していたのですよね。それが突然の転勤。母もショックを受けていたのですが、しばらくして母が私に言ったのですよね。「先生は私の手術が失敗したから左遷されたのではないか」と。
母は腰の手術を受けた後、痛みがなかなか取れなかったのですよね。一度骨にひびが入ってしまったこともあって、手術が失敗したと思い込んでいたようなのですよね。ただ、私は成功だと思っていた。先生も失敗だなんてことは一言も言っていなかった。
それからしばらくして先生がまた静岡県の病院に戻ってきたのですよね。今年に入ってまたその先生に術後の具合を診てもらっているのですが、私の姉はよく母について「お母さんは被害妄想がある」と。

心配になるのですよね。母は今71歳で、あの世でちゃんとやっていけるのだろうかと。
少しでも前向きな性格になってくれたらいいなと思って、母がマイナス思考になったとき私もそれを打ち消そうとするのですが。

自分の人生は自分で歩む

人はいつか必ず死にますよね。人生とは留学のようなものなのではないかなと。日本の学生が海外に出て勉強してしばらくしてまた日本に戻ってくる。
留学中に手に入れたものは帰国前に全て没収される。買ったものも稼いだお金も。それが人生なのですよね。
いくらお金を稼いでも、高い車を買っても、大きな家に住んでも、死んでしまえばそれは他の誰かのものになる。お金も家も車もあの世には持って行けない。唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは自分の魂だけ。
魂を磨くこと、人として成長すること。人がこの世界を生きる意味はそこにあるのではないかなと。

お金があって、住む家があって、愛する家族がいて、何不自由なく生活ができること。それが人生の成功なのだと。
本当にそうなのかと。

車にはいくつか種類がありますよね。普通車、二輪車、中型車、大型車。私は普通免許しか持っていないのですが、大型車に乗ったとき運転席からどこが見えてどこが見えないのか、どこに死角があるのか、運転したことがないので分からないのですよね。普通車しか運転したことがない人よりも、複数の車種を運転したことがある人の方が、どの車種を運転するにしても、より安全に運転できると思うのですね。
人は何度も生まれ変わる。輪廻転生を繰り返す。同じ人生を何度繰り返してもそこに成長はない。男、女、黒人、白人、お金持ち、貧乏。異なる立場を経験する。それによって視野が広がる、思いやりが生まれる。それが成長なのだと。

人生では皆それぞれ自分の欠点を補うための修行をしている。親が自分の子供の代わりにサッカーの練習をすることはできませんよね。それでは本人が成長しない。練習は自分がやらないと意味がない。
お弁当を作ったり、送迎をしたり、練習のお手伝いはできても練習を代わることはできない。
自分の人生は自分で歩む。人を救うことはできない、自分を救うことができるのは自分自身だけ。

人の目は外に向かって付いていますよね。鏡がないと自分自身を見ることはできない。人の欠点には気付くのですよね。自分の欠点には気付かない。自分自身も同じように欠点を抱えて生きているのだと。
焦ることはないのですよね。肉体は滅びても魂は永遠。いつの日かその欠点も乗り越えられる日が来る。自分の力で。

人生に疲れた人へ。「死」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はオスカー・ワイルドの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『オスカー・ワイルドの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、オスカー・ワイルドの名言を21句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「死」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.”

「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」

マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)

“I am confident that there truly is such a thing as living again, that the living spring from the dead, and that the souls of the dead are in existence.”

「私は確信している。生まれ変わりは間違いなく存在する。生者は死者から生じ、死者の魂が存在するのである」

ソクラテス(古代ギリシャの哲学者)

“I look upon death to be as necessary to the constitution as sleep. We shall rise refreshed in the morning.”

「死は健康を保つ上で睡眠と同じくらいに大切なものだと思っている。朝になればまた元気に目を覚ますのである」

ベンジャミン・フランクリン(18世紀に活躍したアメリカの政治家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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