【宗像市】涼しげに「うどん」で冷やし中華♫特注の細麺はのどごし最高!次は人気の「鴨せいろうどん」も。
宗像市東郷の県道沿いにある、うどん屋さんの店名はシンプルに「うろん」です。
博多ではうどんのことを「うろん」と発音すると聞いたことがありました。
博多風のやわらかめの麺を想像します。
入り口のホワイトボードに「冷やし中華はじめました」と書かれていたので、うどんの冷やし中華を試してみたくて入店しました。
◇「うろん」入店前
どんぶりから箸でうどんをのばすイラスト、その横に「うろん。」という文字の看板は、シンプルでわかりやすく目につきます。
宗像市役所の近くにうどん店「うろん」があります。
このボードを見れば冷やし中華好きは、食べてみたい!と思うでしょう。
6月~8月の夏限定メニューです。
ボードの裏には「宗高生割」の表示がありました。
すぐ近くにある県立宗像高等学校の生徒が、ここをよく利用しているのでしょうね。
それにしても食べざかりの高校生にはうれしいサービスです。
◇「うろん」の店内
店内は明るくスッキリとして、カウンター席が並んでいます。
奥の小上がりに座敷席があり、テーブルが3つ置かれていました。
カウンター内の厨房の棚に、ずらりとお酒のビンが並んでいて、ここではお酒を楽しむこともできるようです。
壁の張り紙には、オススメのお酒が表示されています。
火・水・金・土曜日はうどん居酒屋として深夜まで営業していて、満席になる人気ぶりだとオーナーがはなしてくれました。
お酒を飲んだあとにシメでいただくうどんは、一段とおいしいでしょう。
◇特色あるメニュー
「うろん」の特色がうかがえる、うどんメニューが目につきます。
*トマトチキン(チーズトッピング+50円)
*明太クリーム
など、パスタ屋さんのような品ぞろえもあり、女性が好みそうです。
メニューによっては、そばを選ぶこともできます。
「鴨せいろうどん」は特に人気がありオーナーおすすめの一品です。
メニューを見ていると、どれも食べてみたくなって迷ってしまいます。
◇やっぱり冷やし中華!
「鴨せいろうどん」もいいし「トマトチキン」にチーズトッピングもすてがたく、悩んだ末に入店のきっかけとなった「冷やし中華(税込み700円)」を注文しました。
なにかセットメニューはありますか?ときくと「手羽元の甘酢煮とおにぎりのセット(税込み350円)」がオススメとのことだったので、それをセットします。
冷やし中華は担々風とゆず塩のどちらかを選ぶのですが、さっぱりと「ゆず塩」にきめました。
白いうつわに彩りよく盛りつけられた冷やし中華は、見るからに涼しげで食欲をさそいます。
ゆずの香りが感じられる、ちょうどいい塩加減の中華だれは、出しのうま味がきいていて麺にからみます。
麺は「鴨せいろうどん」と「冷やし中華」のためだけの細麺を特注で製麺所に作ってもらっているそうで、ツヤとコシがあり、のどごしのよさは最高です。
錦糸玉子とキュウリ・ハム、それにキザミノリのトッピングは、うどんのおいしさを引き立てます。
冷やし中華は中華料理という思い込みが、すっかりくつがえりました。
手羽元の甘酢煮は煮玉子がそえられていて、いい色具合です。
とり肉はとても柔らかくて、甘酢の味もちょうどよく、しっかりしみ込んでいます。
煮玉子も同様で、とり肉と相性がよくおいしくいただきました。
おにぎりを全部食べきれるか心配でしたが、一口食べると甘酢煮にピッタリ合って香の物と一緒に、なんの心配もなく完食です。
「手羽元の甘酢煮」はオーナーが子育て中に、子どもたちが好んで食べたものを店のメニューに加えたと教えてくれました。
おいしい手料理で育った子どもさんと、子どもを思って料理を作る母のすがたが想像できて、愛を感じる一品です。
たずねたのは土曜日のランチタイム。
今日は15時でいったん店を閉め、22時から翌日3時までうどん居酒屋の営業です。
夜は満席になる盛況ぶりで、常連さんが多く来店してくれると言います。
「冷やし中華」にさそわれて入ったうどん店「うろん」ですが、つぎは人気の「鴨せいろうどん」を食べてみたいと思います。
これからも女性や子どもさんに、たくさん来てもらえるお店にしてゆきたい、と抱負を語るオーナーの言葉に熱を感じました。
◆店舗情報
所在地/〒811―3436 宗像市東郷5丁目3ー1
電 話/070ー4575ー1221
定休日/月曜日・第一火曜日
営業時間/(ランチ)
火~土曜日/11:00~15:00
日曜日/12:00~15:00
(ディナー)
火・水・金曜日/18:30~22:00
土曜日/22:00~翌3:00
※定休日、営業時間につきましては、変更の場合がありますので、店舗にてご確認ください。